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○個別事項(その9)について-3 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00127.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第504回  12/10)《厚生労働省》
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二次性骨折の管理に係る課題と論点
・ 日本の人口は近年減少局面を迎えている。2065年には総人口が9,000万人を割り込み、高齢化率は38%台の水準になる
と推計されている。
・ 脆弱性骨折の代表的な疾患である大腿骨近位部骨折は年間20万人発症している。高齢化に伴い、大腿骨近位部骨折の
患者数は、今後さらに増加すると推計されている。
・ 初回の骨折は、健側の骨折の危険因子であることが知られている。初回骨折から再骨折までの期間は、4日から24年と
幅があるが、平均期間は4.28年と比較的短い期間で発生している。
・ 骨粗鬆症を有する大腿骨骨折の患者の生命予後は、健常人やその他の骨折患者と比較して、生命予後が悪いことが指
摘されている。
・ 関係学会により、リエゾンサービス(骨粗鬆症の啓発・予防・診断・治療の多職種連携システム)が提言されている。
・ 当該リエゾンサービスにおいては、「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015 年版 」等学会のガイドラインに沿った評価・
治療を行うこととされている。
・ リエゾンサービスを実施した場合、再骨折率が低下するなどの有用性があることが報告されている。

⃝ 骨粗鬆症を有する大腿骨頸部骨折患者の二次性骨折の予防を推進する観点から、入院後早期からの学会のガイ
ドライン等に沿った骨粗鬆症に対する一連の治療の評価の在り方について、どのように考えるか。

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