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○入院(その3)について-2-2 (98 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00119.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第496回  11/12)《厚生労働省》
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治療早期からの回復に向けた取組についての課題と論点
(早期離床・リハビリテーション加算について)
○ 集中治療において、早期からリハビリテーションに取り組んだ場合、自立度の改善や、ICU滞在期間の短縮、早期歩行
獲得などの効果が期待されている。
○ 入院調査の結果をみると、早期離床・リハビリテーション加算の算定対象となっていない治療室においても、一定の割合
で、早期離床やリハビリテーションに係る取組が行われている実態があった。
○ 早期離床・リハビリテーション加算の算定対象となっていない治療室において、早期離床やリハビリテーションに対する
多職種によるチームについての今後の意向として「必要性を感じている」、「検討中である」又は「準備中である」と回答し
た医療機関は、一部の治療室を除いて6割以上であった。
(早期栄養介入管理加算)
○ 早期栄養介入管理加算が算定出来ない、HCU、CCU、SCU等を有している約6割弱の施設において、栄養管理が実施さ
れている実態がみられた。
○ 救命救急入院料1~4、ハイケアユニット入院医療管理料、脳卒中ケアユニット入院医療管理料、小児特定集中治療室
管理料においても様々な施設において栄養管理を早期から実施していた。
○ 救命救急入院料において、「治療室において、栄養管理に係る早期介入の必要性を感じている」を選択した医療機関は
4割を越えており、栄養管理に係る早期介入について検討中、準備中である医療機関を合わせると、約2割であった。

【論点】
○ 質の高い入院医療を推進するための、治療早期からの回復に向けた取組についてどのように考えるか。

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