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○入院(その3)について-2-2 (68 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00119.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第496回  11/12)《厚生労働省》
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「呼吸不全又は心不全で重篤な状態」で心不全の患者について①
中医協 総-1-2
3 . 1 0 . 2 7

○ 救急医療管理加算1の算定患者のうち、「呼吸不全又は心不全で重篤な状態」の患者で傷病名が心不全の
患者の入院時NYHAの分布を改定前後で比較すると、改定後はNYHAⅠ、Ⅱの患者の割合が低下し、
NYHAⅢ、Ⅳの患者の割合が上昇していた。
○ 救急医療管理加算2の算定患者のうち、「呼吸不全又は心不全で重篤な状態」に準ずる状態の患者で傷病
名が心不全の患者のNYHAの分布は以下のとおりであった。
(参考) NYHA心機能分類

急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改定版)より抜粋



心疾患はあるが身体活動に制限はない。日常的な身体活動では著
しい疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じない。



軽度ないし中等度の身体活動の制限がある。安静時には無症状。日
常的な身体活動で疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じる。



高度な身体活動の制限がある。安静時には無症状。日常的な身体
活動以下の労作で、疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じる。



心疾患のためいかなる身体活動も制限される。心不全症状や狭心痛
が安静時にも存在する。わずかな労作でこれらの症状は増悪する。

救急医療管理加算1算定患者のうち

H30
「呼吸不全又は心不全で重篤な状態」の患者で N=32,081
R2
傷病名が心不全の患者のNYHA分類ごとの患者割合
(患者割合)
N=33,966
50.0%
45.0%
40.0%
35.0%
30.0%
25.0%
20.0%
15.0%
10.0%
5.0%
0.0%

救急医療管理加算2算定患者のうち
「呼吸不全又は心不全で重篤な状態」に準ずる
(患者割合) 患者で傷病名が心不全の患者のNYHA分類ごとの患者割合

R2
N=4,319

50.0%
45.0%
40.0%
35.0%
30.0%
25.0%
20.0%
15.0%
10.0%
5.0%



平成30年

出典:各年度DPCデータ


令和2年



(NYHA)

0.0%




令和2年

※傷病名は、主傷病、医療資源を最も投入した傷病、入院の契機となった傷病のいずれかに心不全が該当した場合を集計




(NYHA)

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