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○入院(その3)について-2-2 (108 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00119.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第496回  11/12)《厚生労働省》
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特定機能病院における入院時の栄養状態
○ 全体の21%の患者に栄養障害が認められ、病態栄養管理の必要な割合は43%、栄養障害かつ病態栄養
管理が必要な患者は11%であった。全体の約80%の患者に栄養管理の必要性があった。

【方法】
2018年度に特定機能病院に入院した
患者 33,189名を対象として、入院時の栄
養管理の必要性について調査を実施。

A.栄養障害判定基準

経過観察
21%
(n=6,761)

栄養障害あり
21%
(n=7,010)
栄養障害と病態
栄養管理が必要
11%
(n=3,771)

B.病態に対する栄養管理が必要

・ 血清アルブミン値3.0g/dL以下
・ やせ
(BMI18.5未満 ※小児はカウプ指数等で判定)
・ 浮腫・腹水あり
・ 褥瘡あり
・ %AC、%TSF、%AMC 60%以下
・ 入院時食事摂取量7割以下
・ 入院時絶食管理
(経管・経静脈栄養管理)
など
により管理栄養士が総合的に判定

病態栄養管理
が必要43%
(n=15,647)

• 特別治療食が必要とされる患者
(胃・腸疾患、肝・胆疾患、膵臓疾患、
心臓疾患、腎臓疾患、糖尿病、
肥満症、脂質異常症など)
• その他、病態に応じた栄養管理が必要と
される患者(悪性腫瘍、呼吸器疾患など)
出典:令和2年度 全国国立大学病院栄養部門会議調査 「特定機能病院における栄養ケアの在り方」

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