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資料3_小児医療及び周産期医療(新生児医療)の提供体制等について (3 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66616.html |
| 出典情報 | 小児医療及び周産期医療の提供体制等に関するワーキンググループ(第3回 12/22)《厚生労働省》 |
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第1回、第2回WGでの主な意見(小児医療体制について)
◆医療提供体制について
•
これまでの医療計画は足りない部分をどう埋めるか、どう充実させるかを検討してきたが、今回の小児、お産に関してはどん
どん減っていく状況であり撤退戦である。混乱を起こさずにどう撤退していくかというのが集約であり、このまま施策を打つタ
イミングが遅れると、先に診療所や医療機関のほうが倒れるという事態が起こってくるため、非常に事は急を要する。
•
今後、出生数が減少していく中で必要な医療を確保していくためには、専門的な入院医療については拠点病院あるいは基幹病
院が広い範囲をカバーし、外来、通院については患者になるべく身近なところで受診できるアクセスを担保することで、患者や
家族の安心が高まる。
•
集約化していくときに、産科と新生児科がシンクロしていないと、「A病院に新生児が集約化されたけれども、産科のほうは
B病院」となり、地域の周産期医療が守れない。集約化については、各医療圏で同じ方向を向くように、産科と小児科との連携
が重要。
◆小児救急医療について
•
小児科では、救急受診は多いが入院するケースは多くないというデータがあったが、夜間に子供が急変することもあり、家族
は本当に不安が強く、24時間相談できる体制が必要。♯8000や救急車の適正利用に基づく救急アプリの活用や、地元の夜間の救
急体制の情報を得られるような体制を構築してほしい。
•
熱性けいれんで搬送され、数時間で自宅に帰れたとしても、搬送中は意識がなくけいれんを起こしているわけで、これは誰が
見ても重症である。また、外傷については時間外に対応できる施設が限られ、♯8000でも誘導に困っているのが現状。小児救急
については、小児の疾患の特性や、小児の外因系疾患を診療する病院等のネットワーク、連携というものも十分考慮する必要が
ある。
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◆医療提供体制について
•
これまでの医療計画は足りない部分をどう埋めるか、どう充実させるかを検討してきたが、今回の小児、お産に関してはどん
どん減っていく状況であり撤退戦である。混乱を起こさずにどう撤退していくかというのが集約であり、このまま施策を打つタ
イミングが遅れると、先に診療所や医療機関のほうが倒れるという事態が起こってくるため、非常に事は急を要する。
•
今後、出生数が減少していく中で必要な医療を確保していくためには、専門的な入院医療については拠点病院あるいは基幹病
院が広い範囲をカバーし、外来、通院については患者になるべく身近なところで受診できるアクセスを担保することで、患者や
家族の安心が高まる。
•
集約化していくときに、産科と新生児科がシンクロしていないと、「A病院に新生児が集約化されたけれども、産科のほうは
B病院」となり、地域の周産期医療が守れない。集約化については、各医療圏で同じ方向を向くように、産科と小児科との連携
が重要。
◆小児救急医療について
•
小児科では、救急受診は多いが入院するケースは多くないというデータがあったが、夜間に子供が急変することもあり、家族
は本当に不安が強く、24時間相談できる体制が必要。♯8000や救急車の適正利用に基づく救急アプリの活用や、地元の夜間の救
急体制の情報を得られるような体制を構築してほしい。
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熱性けいれんで搬送され、数時間で自宅に帰れたとしても、搬送中は意識がなくけいれんを起こしているわけで、これは誰が
見ても重症である。また、外傷については時間外に対応できる施設が限られ、♯8000でも誘導に困っているのが現状。小児救急
については、小児の疾患の特性や、小児の外因系疾患を診療する病院等のネットワーク、連携というものも十分考慮する必要が
ある。
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