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参考資料4 供給確保医薬品候補一覧(詳細版) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65290.html
出典情報 厚生科学審議会 医療用医薬品迅速・安定供給部会(第2回 10/27)《厚生労働省》
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区分

内注外

薬効

薬効

分類

分類名

成分名

提案学会名
日本精神神経学会

新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)
新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)

日本小児科学会(小児心身医学


117

精神神経用剤

アトモキセチン塩酸塩

会)
日本小児科学会(小児精神神経学
会)



117

精神神経用剤

アミトリプチリン塩酸塩

日本ペインクリニック学会

カテゴリ分類案

(参考)
R3年度
カテゴリ分類

(日本精神神経学会)ADHDに対して処方資格がなくても処方出来る、中枢非刺激薬であるため。
(日本小児科学会)注意欠陥多動性障害児の衝動的行動を抑制する。ストラテラの自主回収に伴い、後発医薬品のアトモキセチンの需要が増大すると考えられる。また、
グアンファシンとは同じ中枢神経非刺激薬であるが、専門家からは効能が若干異なるために使い分けられている。症状の改善により患者の集中力や自己制御力を高め、日常

C



C



C

C

C

C

C



C

C

C

C

生活や社会活動への適応を支援します。供給不足が生じると治療の中断や症状の悪化を招く可能性がある。
(日本ペインクリニック学会)糖尿病性ニューロパチーなど神経障害性疼痛に広く用いられている。神経障害性疼痛の第1選択薬である。
(日本精神神経学会)抗精神病薬で副作用が少なく、統合失調症、双極症、うつ病の難治例、自閉スペクトラム症など多くに適応。

日本精神神経学会
継続成分

選定理由概要

R7年度



117

精神神経用剤

アリピプラゾール

(日本小児科学会)自閉症スペクトラム障害児の易刺激性を抑制する。

日本小児科学会(小児精神神経学 ・発達障害児の症状がコントロールされることで、集団でも家庭でも生活の質を度維持するために必要不可欠である
会)

・発達障害児の症状に反応した大人による虐待を含む不適切養育のきっかけを軽減できる
・チック症、トゥレット症

継続成分
新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)



117

精神神経用剤

エスシタロプラムシュウ酸塩



117

精神神経用剤

オランザピン

日本精神神経学会

抗うつ薬SSRIでQOLに影響する副作用が少なく、うつ病のみならずさまざまな不安症関連疾患に効果が見られる。

日本精神神経学会

(日本精神神経学会)統合失調症のみならず、双極症にも使用されるため。がん患者の終末期はせん妄を発症する頻度が高く、薬物療法による症状緩和が必須となるた

日本緩和医療学会

め。また、抗がん剤使用後の急性、ならびに遅発性悪心、嘔吐に対しキードラッグの一つとなるため。
注意欠陥多動性障害児の衝動的行動を抑制する。症状の改善により患者の集中力や自己制御力を高め、日常生活や社会活動への適応を支援します。特に安定した治

継続成分



117

精神神経用剤

グアンファシン塩酸塩

日本小児科学会(小児精神神経学 療効果を求める患者にとって欠かせない存在です。供給不足が生じると治療の中断や症状の悪化を招く可能性があるため、安定供給を確保することは患者の健康と生活の
会)

質を守る上で極めて重要です。ADHD治療薬としてはメチルフェニデートやリスデキサンフェタミンが代替薬として挙げられるが、それぞれの作用機序が異なり、有効性や副反応も
個人ごとに異なるため、安定確保が必要です。

継続成分

日本精神神経学会

(日本精神神経学会)抗精神病薬で錐体外路症状が少なく、統合失調症のみならず、双極症の抑うつ状態、さらには難治性の不眠症にも使用され、貴重である。

日本緩和医療学会

(日本緩和医療学会)代替のない抗精神病薬

クロザピン

日本精神神経学会

(日本精神神経学会)治療抵抗性統合失調症に唯一効果が証明されるため。

C



精神神経用剤

炭酸リチウム

日本精神神経学会

双極症の躁、うつ、維持期全ての病相に効果があり、第一選択薬である。

C

C

117

精神神経用剤

デュロキセチン塩酸塩

日本精神神経学会

抗うつ薬でうつ病において意欲向上に働くのに加え、さまざまな疼痛に効果あり。

C

C

117

精神神経用剤

フルボキサミンマレイン酸塩

C



C

C

C

C

C



C

C

C



C

C



117

精神神経用剤

クエチアピンフマル酸塩



117

精神神経用剤

継続成分



117

継続成分




新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)

新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)
継続成分



117

精神神経用剤

ミルタザピン

日本小児科学会(小児精神神経学
会)
日本精神神経学会
日本小児科学会(日本小児精神神

継続成分



117

精神神経用剤

メチルフェニデート塩酸塩

経学会)
日本精神神経学会

新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)
継続成分



117

精神神経用剤



117

精神神経用剤

(日本小児科学会)小児の強迫性障害(OCD)の治療において、フルボキサミンは選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の一つとして有効性が認められています。
認知行動療法(CBT)と組み合わせることで症状の軽減が期待され、副作用が少なく、小児にも安全性が比較的高いとされています。特に重度のOCDや、CBT単独では十
分な効果が得られない場合に有用であり、早期介入による社会的・学業的影響の軽減にも寄与します。
新規抗うつ薬で鎮静や食欲増進効果を持つ唯一の薬物。睡眠や焦燥への効果もあり。
(日本小児科学会)注意欠陥多動症に対する薬剤であり適正使用目的で厳重な流通管理が行われている。発達障害児の症状がコントロールされることで、集団でも家庭
でも生活の質を維持するために必要不可欠である。ADHD治療薬としてはメチルフェニデートやリスデキサンフェタミンが代替薬として挙げられるが、それぞれの作用機序が異な
り、有効性や副反応も個人ごとに異なる。

(日本精神神経学会)ADHDに対して最も効果が強いため。
リスデキサンフェタミンメシル酸 日本小児科学会(小児精神神経学 (日本小児科学会)ビバンセ(リスデキサンフェタミンメシル酸塩)は、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療に用いられる重要な薬剤。症状の改善により患者の集中

リスペリドン

会)

力や自己制御力を高め、日常生活や社会活動への適応を支援する。供給不足が生じると治療の中断や症状の悪化を招く可能性がある。

日本精神神経学会

(日本精神神経学会)抗精神病薬でメタボリック系副作用が少なく、禁忌なくほぼ全該当例に投与可能。統合失調症では第一選択。せん妄にも使用される。

日本小児科学会

(日本小児科学会)・小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性:それぞれこの剤形では国内で認可されている唯一の薬剤。早産児の後障害で自閉症スペクトラム症を

(精神神経学会)

発症する児がいるため。・チック症、トゥレット症
(日本小児科学会)メラトベル(一般名:メラトニン)は、小児の神経発達症に伴う不眠の治療において重要な薬です。不眠は自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・

新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)

継続成分
新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)
新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)
新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)
新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)
新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)
新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)
継続成分
新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)
新規成分(ワクチン・血液製
剤以外)
継続成分





119

119

その他の中枢神経系用薬

その他の中枢神経系用薬

メラトニン

ラメルテオン

日本小児科学会(日本小児精神神 多動症(ADHD)などの子どもの情緒や行動に悪影響を及ぼし、生活の質を低下させます。メラトベルは体内時計を調整し、自然な睡眠を促す作用があり、小児にも安全に
経学会・日本小児心身医学会)
日本小児科学会(日本小児精神神
経学会)(日本小児心身医学会)

使用できるため、欠かせない治療薬です。不眠症における入眠困難治療薬:国内で認可されているラメルテオンと2つのみの薬剤。メラトベルは6歳以上15歳未満のみ適応で
あり、ラメルテオンは15歳以上の適応である。自閉症スペクトラム障害の児は、入眠障害を来すため
(日本小児科学会)不眠症における入眠困難治療薬:国内で認可されている唯一の薬剤。早産低出生体重児の後障害で自閉症スペクトラム症を発症し、入眠障害を
来す児がいるため。不眠症における入眠困難治療薬:国内で認可されているメラトニンと2つのみの薬剤。ラメルテオンは15歳以上の適応であり、メラトベルは6歳以上15歳未
満のみ適応である。早産低出生体重児の後障害で自閉症スペクトラム症を発症し、入眠障害を来す児がいるため



119

催眠鎮静剤,抗不安剤

レンボレキサント

日本精神神経学会

(日本精神神経学会)睡眠薬で副作用がほとんどなく、また入眠困難、早朝覚醒の双方に効果を示すため

C





211

強心剤

ピモベンダン

日本循環器学会

(日本循環器学会)心不全治療剤として必須な薬剤であるが、後発品1社しか供給していない。

C





211

強心剤

ユビデカレノン

(日本小児科学会)供給不足により生命の危機がある

C





212

不整脈用剤

アミオダロン塩酸塩

(日本循環器学会)不整脈用剤として必須な薬剤であるが、先発品がG1撤退手続き中であり後発品4社のうち1社にシェアが偏っている。

C



(日本小児科学会)ISA(内因性交感神経刺激作用)をもち小児での使用経験のある唯一の薬剤であるため

C



(日本循環器学会)不整脈用剤として必須な薬剤であるが、先発品が経過措置期間中であり後発品1社しか供給していない。

C



チアノーゼ性心疾患の無酸素発作,閉塞性肥大型心筋症,頻拍性不整脈などに対し,小児で第一選択となる薬剤である。

C

C

C



(日本小児科学会)抗てんかん発作に使用する

C



内リンパ水腫が病態と考えられる内耳疾患(メニエール病など)に必須

C

C



212

不整脈用剤

カルテオロール塩酸塩



212

不整脈用剤

ソタロール塩酸塩



212

不整脈用剤

プロプラノロール塩酸塩



212

不整脈用剤

ベプリジル塩酸塩水和物



213

利尿剤

アセタゾラミド



213

利尿剤

イソソルビド

日本小児科学会(先天代謝異常学
会)
日本循環器学会
日本小児科学会(小児循環器学
会)
日本循環器学会
日本小児科学会(新生児成育医学
会)
日本循環器学会
日本てんかん学会、日本小児科学会
(小児神経学会)
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

(日本循環器学会)不整脈用剤として必須な薬剤であるが、先発品が販売中止意向であり後発品1社しか供給していない。持続性心房細動で効能を有する唯一の抗不
整脈薬。