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資料1 新たな地域医療構想策定ガイドラインについて(構想の策定・取組の進め方、病床等の医療需要の見込み) (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64631.html |
出典情報 | 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会(第5回 10/15)《厚生労働省》 |
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令和7年8月27日地域医療構想及び医療計画等に関する検討会資料(一部改)
構想策定における合意形成のあり方(案)
•
地域医療構想の策定にあたっては、各医療機関や保険者など、様々な関係者が参加し、様々なデータを踏まえ、地域で課題を共有すると
ともに、2040年を見据えた対応案(方向性)を検討し、地域で合意を得ながら進める必要がある。
•
対応案の検討にあたっては、各医療機関の経営や地域住民のアクセスなどについて、それぞれメリット・デメリットが存在しえることか
ら、関係者で納得を得ながら進めていくため、複数の案を複数の観点から比較評価していくこととしてはどうか。他の行政分野での事例
等を踏まえ、以下のような合意形成のあり方も選択肢としてガイドラインに位置付けることとしてはどうか。
•
複数の観点からの比較評価にあたっては、様々な関係者が関係することから様々な意見が出てくることが想定される。評価が合理的かつ
効果的なものとなるよう、都道府県が地域において比較評価を進めるにあたっての参考として、比較評価の観点を整理してはどうか。例
として、急性期拠点機能を検討する場合、以下のような観点が考えられるのではないか。
基本的なプロセス
合意形成のあり方
地域医療構想調整
会議を組織
➢ 発議・検討の進め方の設定
発議・
検討の進め方の設定
止め
目的・課題の設定
(調整会議)
複数案の設定
比較評価
「具体の方策」
医療計画において定
める将来の病床数の
必要量を達成する
ための方策の決定
取組方針
の策定・確定
➢
地域医療構想調整会議におけるプロセスを関
係者間で共有
➢ 目的・課題の設定
➢
2040年人口等のデータを関係者で共有
➢
データを踏まえながら、地域における課題を
協議し、地域で共有する
➢ 複数案の設定
➢
都道府県から、複数の取組案を関係者に提示
➢
関係者で議論した上で、複数の取組案を確定
する
➢ 比較評価
➢
確定された取組案を評価項目で評価する
➢ 取組方針の策定・確定
➢
選好案を選定するとともに、付帯条件当初案
を公表し、意見を踏まえて追加修正して確定
比較評価の
観点
例)急性期拠点機能を検討する場合の
イメージ
医療の需要
と供給
•
年齢別受療率と将来人口を踏まえ
た医療の需要に合うものか
アクセス
•
•
各医療機関の位置関係が適切か
患者のアクセス(通院の場合・救
急の場合)が確保できるか
•
建替や高度医療機器導入も想定し、
将来的な収支が見込めるか
現在の経営の状況を踏まえ経営を
維持できるか
(交通手段・
到達時間)
病院経営
•
医師・医療
従事者確保
•
医師・医療従事者の働き方を維持
できるだけの人員を確保できるか
インフラ・
BCP
•
•
立地のハザードリスクはないか
築年数や建て替えに係る費用等は
問題ないか
行財政への
負荷
•
再編統合等に必要な地方自治体の
財政負担が許容される範囲か
その他
•
地域の雇用への影響など
22
構想策定における合意形成のあり方(案)
•
地域医療構想の策定にあたっては、各医療機関や保険者など、様々な関係者が参加し、様々なデータを踏まえ、地域で課題を共有すると
ともに、2040年を見据えた対応案(方向性)を検討し、地域で合意を得ながら進める必要がある。
•
対応案の検討にあたっては、各医療機関の経営や地域住民のアクセスなどについて、それぞれメリット・デメリットが存在しえることか
ら、関係者で納得を得ながら進めていくため、複数の案を複数の観点から比較評価していくこととしてはどうか。他の行政分野での事例
等を踏まえ、以下のような合意形成のあり方も選択肢としてガイドラインに位置付けることとしてはどうか。
•
複数の観点からの比較評価にあたっては、様々な関係者が関係することから様々な意見が出てくることが想定される。評価が合理的かつ
効果的なものとなるよう、都道府県が地域において比較評価を進めるにあたっての参考として、比較評価の観点を整理してはどうか。例
として、急性期拠点機能を検討する場合、以下のような観点が考えられるのではないか。
基本的なプロセス
合意形成のあり方
地域医療構想調整
会議を組織
➢ 発議・検討の進め方の設定
発議・
検討の進め方の設定
止め
目的・課題の設定
(調整会議)
複数案の設定
比較評価
「具体の方策」
医療計画において定
める将来の病床数の
必要量を達成する
ための方策の決定
取組方針
の策定・確定
➢
地域医療構想調整会議におけるプロセスを関
係者間で共有
➢ 目的・課題の設定
➢
2040年人口等のデータを関係者で共有
➢
データを踏まえながら、地域における課題を
協議し、地域で共有する
➢ 複数案の設定
➢
都道府県から、複数の取組案を関係者に提示
➢
関係者で議論した上で、複数の取組案を確定
する
➢ 比較評価
➢
確定された取組案を評価項目で評価する
➢ 取組方針の策定・確定
➢
選好案を選定するとともに、付帯条件当初案
を公表し、意見を踏まえて追加修正して確定
比較評価の
観点
例)急性期拠点機能を検討する場合の
イメージ
医療の需要
と供給
•
年齢別受療率と将来人口を踏まえ
た医療の需要に合うものか
アクセス
•
•
各医療機関の位置関係が適切か
患者のアクセス(通院の場合・救
急の場合)が確保できるか
•
建替や高度医療機器導入も想定し、
将来的な収支が見込めるか
現在の経営の状況を踏まえ経営を
維持できるか
(交通手段・
到達時間)
病院経営
•
医師・医療
従事者確保
•
医師・医療従事者の働き方を維持
できるだけの人員を確保できるか
インフラ・
BCP
•
•
立地のハザードリスクはないか
築年数や建て替えに係る費用等は
問題ないか
行財政への
負荷
•
再編統合等に必要な地方自治体の
財政負担が許容される範囲か
その他
•
地域の雇用への影響など
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