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資料2 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループにおける検討事項等について (41 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63687.html |
出典情報 | 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(第1回 9/24)《厚生労働省》 |
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第8次医療計画の指針で示した訪問薬剤管理指導の提供体制に係る事項
•
薬局・薬剤師は医薬品等の提供や患者の服薬情報の一元的・継続的な把握と薬学的管理・指導の実施等の役割を
担っており、各都道府県において、在宅医療で必要となる薬物療法、麻薬や無菌製剤の調剤、小児在宅や24時間
の対応等の提供機能を医療提供体制として構築・整備することが必要である。
(抜粋)
第1 在宅医療の現状
2 在宅医療の提供体制
(2) 日常の療養生活の支援
④ 訪問薬剤管理指導
全薬局61,791か所のうち、訪問薬剤管理指導業務を実施している薬局は、医療保険では9,207か所で算
定回数は約75万回/年、介護保険では30,021か所(重複あり)で算定回数は約1,591万回/年である。医療
機関の薬剤師が実施した訪問薬剤管理指導業務は、医療保険約340回/月、介護保険約6,000回/月となって
いる。薬局には、医薬品、医療機器等の提供体制の構築や患者の服薬情報の一元的・継続的な把握とそれ
に基づく薬学的管理・指導、薬物療法に関する情報の共有をはじめとした多職種との連携、夜間・休日を
含む急変時の対応等が求められている。薬剤師の関与により、薬物有害事象への対処や服薬状況の改善が
見込まれ、在宅医療の質の向上につながることから、薬剤師の果たす役割は大きい。
高度な薬学管理等を充実させ、多様な病態の患者への対応やターミナルケアへの参画等を推進するため、
麻薬調剤や無菌製剤処理、小児への訪問薬剤管理指導、24時間対応が可能な薬局の整備が必要である。そ
のため、地域医療介護総合確保基金等を活用し、医療機関等と連携して行われる研修や、カンファレンス
等への参加を通じて、在宅医療に関わる薬剤師の資質向上を図ることが重要である。また、都道府県の薬
務主管課と医務主管課が連携し、地方薬事審議会等を活用して、麻薬調剤や無菌製剤処理等の高度な薬学
管理が可能な薬局の整備状況や実績について把握・分析を行い、在宅医療に必要な医薬品等の提供体制を
構築することが求められている。
出典:令和5年6月29日 厚生労働省医政局地域医療計画課長通知「疾病・事業及び在宅医療に係る医療体制について」
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薬局・薬剤師は医薬品等の提供や患者の服薬情報の一元的・継続的な把握と薬学的管理・指導の実施等の役割を
担っており、各都道府県において、在宅医療で必要となる薬物療法、麻薬や無菌製剤の調剤、小児在宅や24時間
の対応等の提供機能を医療提供体制として構築・整備することが必要である。
(抜粋)
第1 在宅医療の現状
2 在宅医療の提供体制
(2) 日常の療養生活の支援
④ 訪問薬剤管理指導
全薬局61,791か所のうち、訪問薬剤管理指導業務を実施している薬局は、医療保険では9,207か所で算
定回数は約75万回/年、介護保険では30,021か所(重複あり)で算定回数は約1,591万回/年である。医療
機関の薬剤師が実施した訪問薬剤管理指導業務は、医療保険約340回/月、介護保険約6,000回/月となって
いる。薬局には、医薬品、医療機器等の提供体制の構築や患者の服薬情報の一元的・継続的な把握とそれ
に基づく薬学的管理・指導、薬物療法に関する情報の共有をはじめとした多職種との連携、夜間・休日を
含む急変時の対応等が求められている。薬剤師の関与により、薬物有害事象への対処や服薬状況の改善が
見込まれ、在宅医療の質の向上につながることから、薬剤師の果たす役割は大きい。
高度な薬学管理等を充実させ、多様な病態の患者への対応やターミナルケアへの参画等を推進するため、
麻薬調剤や無菌製剤処理、小児への訪問薬剤管理指導、24時間対応が可能な薬局の整備が必要である。そ
のため、地域医療介護総合確保基金等を活用し、医療機関等と連携して行われる研修や、カンファレンス
等への参加を通じて、在宅医療に関わる薬剤師の資質向上を図ることが重要である。また、都道府県の薬
務主管課と医務主管課が連携し、地方薬事審議会等を活用して、麻薬調剤や無菌製剤処理等の高度な薬学
管理が可能な薬局の整備状況や実績について把握・分析を行い、在宅医療に必要な医薬品等の提供体制を
構築することが求められている。
出典:令和5年6月29日 厚生労働省医政局地域医療計画課長通知「疾病・事業及び在宅医療に係る医療体制について」
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