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資料2 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループにおける検討事項等について (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63687.html
出典情報 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(第1回 9/24)《厚生労働省》
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在宅医療及び医療・介護連携に関するWGの検討事項




在宅医療・介護との連携について、新たな地域医療構想の策定に向けて議論が必要なものについては「地域医療構想及
び医療計画等に関する検討会」で議論し、本WGにおいては、令和9年度から開始される第8次医療計画(後期)に向
けた「在宅医療の体制構築に係る指針」の必要な見直しに係る事項について議論することと整理されている。
本WGにおいては、具体的には、令和6年度から各都道府県で実施されている第8次医療計画(前期)において位置づ
けることとした「在宅医療において積極的役割を担う医療機関」や「在宅医療に必要な連携を担う拠点」の設定状況や
多職種連携等の状況についての現状を踏まえた検討が必要。
このほか、新たな地域医療構想における医療・介護連携に関する事項について、検討会において、協力医療機関と介護
保険施設・高齢者施設等やその他の連携についての具体的な事項については本WGにおいて検討し、介護との連携につ
いて、関係者が参考とすることできるよう、知見を集積し共有することと整理されており、こうした事項についての検
討も必要。

※ 令和12年度から開始される第9次医療計画については、新たな地域医療構想に係るガイドライン等の方向性を踏まえつつ、本格的な議論が必要。

<具体的な検討事項>
今後、「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」において、新たな地域医療構想の策定に向けた医療機関
機能や構想区域等に関する議論が進められることとなるが、本WGにおいては、第8次医療計画(後期。R9~)
に向けて、第8次医療計画(前期)における課題等を踏まえた「在宅医療の体制構築に係る指針」の見直しを行
うため、以下について検討を行うこととしてはどうか。
• 第8次医療計画(前期)における取組を踏まえた、第8次医療計画(後期)における在宅医療提供体制の整備
✓ 各都道府県において「在宅医療において積極的役割を担う医療機関」を設定する際の考え方
✓ 「在宅医療において積極的役割を担う医療機関」と「在宅医療に必要な連携を担う拠点」の役割の明確化
と連携のあり方
• 質を担保した効率的な在宅医療の提供のあり方
✓ 協力医療機関と介護保険施設・高齢者施設等の連携を含めた、更なる医療・介護の連携
✓ 在宅医療に関わる多職種の役割や連携の充実
• 在宅医療における災害時の対応
なお、医療ソーシャルワーカー(MSW)の業務指針について、平成14年より改訂されておらず、MSWの業務は在宅医療の円滑な提供
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にあたって重要と考えられることから、業務指針の改訂についても本WGで議論することとしたい。