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資料2特定行為研修制度の見直しについて ~効果的・効率的な研修について(その1)~ (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63500.html
出典情報 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第1回 9/17)《厚生労働省》
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特定行為研修内容に係る看護師特定行為・研修部会での主なご意見
■特定行為研修の内容に関すること
・ 看護師がより特定行為研修を受講しやすくなるよう、実習のあり方の検討や、共通科目の内容を吟味し基礎
教育に部分的に組み込むこと等を検討する余地はあるのではないか。
・ 養成を一層進めるためには、新人からの受講にとらわれることなく、看護師基礎教育での一部実施も含め、
どの段階で何を学ぶのかの検討を行うべき。ただし、既にある基礎教育の内容をそのまま共通科目に読み替
えるなどの安易な方法は、特定行為研修の質を担保する上で避けるべきであり、教育内容を慎重に検討する
必要がある。
・ 今後の人口減少社会においては全ての看護師が特定行為研修で学ぶ内容を修得しておく必要がある。研修修
了者を大幅に増やしていくためには、特定行為研修の共通科目の一部を看護師基礎教育の中に組み込み、全
ての看護師が基盤となる能力として身につけられるようにする必要があると考える。
・ 教育に関して短期間に詰め込み教育というのは非常に負担が大きいのは明らかである。どのように分散して
教育していくかというのは、基礎教育から考えていかないといけないのではないか。
・ 受講前学習制度は大変よい制度なのではないか。現任教育の中に一定のプログラムが適切に行われ、研修の
科目として認めると、より修了者が増えていくのではないか。

・ 効率的・効果的な研修においてはeラーニングは必須である。特定行為研修で指導をしている医師からは、
新人であっても臨床現場にいる看護師は(研修内容の)習得の進み具合が良いと聞くので、教育のあり方に
関しては検討が必要。
・ 老健施設で行われる医療行為はかなり限られた狭い範囲である。それであるにもかかわらず、研修内容や実
習について、病院・医療機関と同じレベルで求められても、現場はなかなか厳しい、負担が大きすぎると感
じている。
・ 褥瘡壊死組織の除去などに関しては、症例数が減っているため、実習に時間を要する傾向にある。
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