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資料2特定行為研修制度の見直しについて ~効果的・効率的な研修について(その1)~ (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63500.html
出典情報 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第1回 9/17)《厚生労働省》
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特定行為研修におけるシミュレーター等に関するヒアリング調査結果の概要
2 シミュレーターの整備状況

5 シミュレーター等の活用の効果と課題

○ 実技の基礎的技術・知識を身につけることを目的に
シミュレーターは設置されていた。

○ シミュレーターは、実技習得に非常に有効で効果的で
あると評価されていた。

○ 様々な生体反応や病態モデルを作り出せる高機能患者
シミュレーターについては費用等の面から整備の難しさ
が伺えた。

○ 一方で、実際の患者の反応や複雑な要素のアセスメン
トは学ぶ事ができないことが課題であり、実習は不可欠
と考えられていた。

3 シミュレーターを活用した指導体制

6 その他、ご意見等

○ 指導者の人数は1名~8名と指定研修機関ごとにバラ
つきがみられたが、いずれの指定研修機関においても、
医師は診療の合間に指導に入っており、その間の自主練
習の指導者として特定行為研修修了者を活用している例
もあった。

○ 調整系の特定行為については、5症例を経験しても患
者は様々で、同じ介入が必ずしも正しいとは限らないた
め患者の介入事例を複数学ぶ事例演習は効果的と考える。



OSCEの評価には、eーラーニングの事例やスキル
チェック表を活用していた。

4 模擬患者の活用状況
○ 模擬患者を利用している指定研修機関はなかったが、
受講生同士で交互に患者役を担い工夫をして演習、実習
を実施していた。

○ 様々な生体反応や病態モデルを作り出せる高機能患者
シミュレーターであれば、患者の反応や複雑な要素のア
セスメントも学ぶ事が可能だと考えるが、一般病院で整
備することは難しい。
○ 例えば、動脈採血と橈骨動脈ラインの確保は、同じ事
を二重にやっているのでまとめて何例というのがよいの
ではないか。
○ 実習の中で、医師は指導を通して看護師がどこまでで
きるのか把握して、修了者に特定行為の指示を出すこと
もあるので、実習には実技の習得だけでない意義がある。
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