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10 研究開発局主要事項 -令和8年度科学技術関係概算要求- (27 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html |
出典情報 | 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》 |
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未来社会創造事業
令和8年度要求・要望額
3億円
(前年度予算額
7億円)
※運営費交付金中の推計額
「地球規模課題である低炭素社会の実現」領域
背景・課題
○ 政府として掲げている2050年カーボンニュートラル実現等の野心的な目標達成には、現状の延長線上の削減努力だけでなく、世界全体の排出量の抜本的な削減を実現するイノ
ベーションを創出することが不可欠。
○ そのためには、産業界における取組と同時に大学等の技術シーズの探索・育成を強化し、我が国が強みとするアカデミアのポテンシャルを最大限活用することが鍵となる。
【政策文書における記載】
・社会課題解決の原動力となるAI、量子、フュージョンエネルギー、マテリアル、バイオ、半導体、次世代情報通信基盤(Beyond 5G)、健康・医療等について、分野をまたいだ技術融合による研究開発・社会実装を一気通
貫で推進する。 <経済財政運営と改革の基本方針2025(令和7年6月閣議決定)>
・電力の脱炭素化(再⽣可能エネルギーの最⼤限の導入に向けた技術の加速度的普及、安全最優先での原子力利用)を進めるとともに、次世代型太陽電池、CCUS/カーボンリサイクル、水素等の⾰新的イノベーションを
強力に推進する。<第6期科学技術・イノベーション基本計画(令和3年3月閣議決定)>
事業内容
【事業の目的・目標】
・2050年の社会実装を目指し、温室効果ガス大幅削減というゴールに資する、従来技術の
延長線上にない革新的技術の研究開発を強力に推進。
【事業概要・イメージ】
・低炭素社会の実現に向けた開発テーマに関連が深い有望な他事業等の技術シーズを融合
する形での研究開発を実施。
・研究アイデア公募等で寄せられた意見も踏まえた分析検討により、分野共通のボトルネック
課題が存在する領域を特定し、連携して支援する仕組みを構築。基礎研究から実用化ま
で切れ目のない支援により、研究開発を強力に加速。
<成果例>
ゲノム情報を活用したバイオマス作物の新規育種手法の開発
~目的に応じたソルガム新品種の創出~
・五大穀物の一つであるソルガムは、食料需要と相克しないため、飼料
や化学品原料として注目を集めているバイオマス資源。
事業開始年度:平成29(2017)年度
支援対象機関:大学、国立研究開発法人等
国
運営費交付金
JST
委託
大学
国立研究開発法人等
事業規模・期間:
探索研究 3千万円程度/課題/年 →継続3課題分
本格研究 1億円程度/課題/年 →継続2課題分
※研究期間は原則最長5年間として、ステージゲート評価を経て、本格研究へ
移行(更に最長5年間)
※令和6年度から、本格研究に新規移行する課題は先端的カーボンニュートラ
ル技術開発(ALCA-Next)において推進
少額の課題を多数採択し、
途中段階で目標達成度及び
CO2排出量大幅削減の可能
性の判断に基づく厳しい評価
(ステージゲート評価)を経
て、評価基準を満たした課題
のみ次のフェーズに移行する仕
組みを採用。
・ひたすら交配を重ねる経験論的な育種ではなく、ゲノム情報を活用し
た論理的な育種手法の開発に成功。ソルガムにおける「雑種強勢」
(雑種第一代が両親より優れた形質を有する現象)の必須遺伝子を見出し、
多糖性、耐風性等の優れた形質を有する新品種を開発。
・新品種を利用したエネルギー生産やバイオものづくりを通じて、カーボン
ニュートラル社会の実現に貢献。
【事業スキーム】
改良が進むソルガム品種
(担当:研究開発局環境エネルギー課)
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令和8年度要求・要望額
3億円
(前年度予算額
7億円)
※運営費交付金中の推計額
「地球規模課題である低炭素社会の実現」領域
背景・課題
○ 政府として掲げている2050年カーボンニュートラル実現等の野心的な目標達成には、現状の延長線上の削減努力だけでなく、世界全体の排出量の抜本的な削減を実現するイノ
ベーションを創出することが不可欠。
○ そのためには、産業界における取組と同時に大学等の技術シーズの探索・育成を強化し、我が国が強みとするアカデミアのポテンシャルを最大限活用することが鍵となる。
【政策文書における記載】
・社会課題解決の原動力となるAI、量子、フュージョンエネルギー、マテリアル、バイオ、半導体、次世代情報通信基盤(Beyond 5G)、健康・医療等について、分野をまたいだ技術融合による研究開発・社会実装を一気通
貫で推進する。 <経済財政運営と改革の基本方針2025(令和7年6月閣議決定)>
・電力の脱炭素化(再⽣可能エネルギーの最⼤限の導入に向けた技術の加速度的普及、安全最優先での原子力利用)を進めるとともに、次世代型太陽電池、CCUS/カーボンリサイクル、水素等の⾰新的イノベーションを
強力に推進する。<第6期科学技術・イノベーション基本計画(令和3年3月閣議決定)>
事業内容
【事業の目的・目標】
・2050年の社会実装を目指し、温室効果ガス大幅削減というゴールに資する、従来技術の
延長線上にない革新的技術の研究開発を強力に推進。
【事業概要・イメージ】
・低炭素社会の実現に向けた開発テーマに関連が深い有望な他事業等の技術シーズを融合
する形での研究開発を実施。
・研究アイデア公募等で寄せられた意見も踏まえた分析検討により、分野共通のボトルネック
課題が存在する領域を特定し、連携して支援する仕組みを構築。基礎研究から実用化ま
で切れ目のない支援により、研究開発を強力に加速。
<成果例>
ゲノム情報を活用したバイオマス作物の新規育種手法の開発
~目的に応じたソルガム新品種の創出~
・五大穀物の一つであるソルガムは、食料需要と相克しないため、飼料
や化学品原料として注目を集めているバイオマス資源。
事業開始年度:平成29(2017)年度
支援対象機関:大学、国立研究開発法人等
国
運営費交付金
JST
委託
大学
国立研究開発法人等
事業規模・期間:
探索研究 3千万円程度/課題/年 →継続3課題分
本格研究 1億円程度/課題/年 →継続2課題分
※研究期間は原則最長5年間として、ステージゲート評価を経て、本格研究へ
移行(更に最長5年間)
※令和6年度から、本格研究に新規移行する課題は先端的カーボンニュートラ
ル技術開発(ALCA-Next)において推進
少額の課題を多数採択し、
途中段階で目標達成度及び
CO2排出量大幅削減の可能
性の判断に基づく厳しい評価
(ステージゲート評価)を経
て、評価基準を満たした課題
のみ次のフェーズに移行する仕
組みを採用。
・ひたすら交配を重ねる経験論的な育種ではなく、ゲノム情報を活用し
た論理的な育種手法の開発に成功。ソルガムにおける「雑種強勢」
(雑種第一代が両親より優れた形質を有する現象)の必須遺伝子を見出し、
多糖性、耐風性等の優れた形質を有する新品種を開発。
・新品種を利用したエネルギー生産やバイオものづくりを通じて、カーボン
ニュートラル社会の実現に貢献。
【事業スキーム】
改良が進むソルガム品種
(担当:研究開発局環境エネルギー課)
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