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08 科学技術・学術政策局主要事項 -令和8年度科学技術関係概算要求- (5 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html
出典情報 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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令和8年度要求・要望額
25億円
(前年度予算額
23億円)
※運営費交付金中の推計額

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)支援事業

目的
 先進的な理数系教育や、文理融合領域に関する研究開発を実施している高等学校等を、「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に
指定し支援することを通じて、将来のイノベーションの創出を担う科学技術人材の育成を図る。
 高等学校等の理数系の教育課程の改善に資する、実証的資料を得る(学習指導要領の枠を超えた教育課程の編成を可能に)。
事業概要

<SSHとしての指定>
【基礎枠】
 令和8年度指定校数:
240校程度(うち認定枠:22校)
(うち新規:38校(うち認定枠:5校))
 指定期間:各期原則5年
 支援額:6百万円~12百万円/年

 類型
<基礎枠>自然科学を主とする先進的な理数系
教育に関する研究開発を実施。
<文理融合基礎枠>社会の諸課題に対応するた
め、自然科学の「知」と人文・社会科学の
「知」との融合による「総合知」を創出・活
用した先進的な理数系教育に関する研究
開発を実施。

各期原則5年とし、
期を進むにつれ取組を
高度化・深化させる

【先導期】
【Ⅳ期】

【Ⅲ期】
【Ⅱ期】
【Ⅰ期】

【認定枠】
自走化し、モ
デル校として取
組の継続、成
果普及を実施

<SSH指定校への追加支援>
【重点枠】
 令和8年度重点枠数:
19校+1コンソーシアム程度(うち新規:8校程度)
 指定期間:最長5年
 支援額:10~13百万円/年
 類型
<広域連携>SSHで培った成果等を広域に普及することにより、
地域全体の理数系教育の質を向上。
<海外連携>海外の研究機関等と連携関係を構築し国際性
の涵養を図るとともに、将来、言語や文化の違いを越えて共
同研究ができる人材を育成。
<革新共創>社会問題・地域課題について、文理横断的な領
域も含めた科学的な課題研究を行い、新たな価値の創造を
志向する人材を育成(アントレプレナーシップ教育等)。
【重点配分】※令和9年度からの事業改革に向けた先行的・試行的実施
 令和8年度採択数:9校程度(新規)
 指定期間:5年
 支援額:1.5~5.5百万円/年
人材育成戦略等に応じて、指定校が取組を一層高度化させる
ための追加的な支援を実施。
【認定枠向け加速支援】※令和9年度からの事業改革の一部先行実施
 令和8年度採択数:6校程度(新規)
 支援額:3百万円/年
取組の更なる高度化に向け、追加の研究開発等を支援。

支援内容

<管理機関への追加支援>
【SSHコーディネーター】
 令和8年度配置数:
20機関程度
 支援額:6.6百万/年
 令和5年度より開始

以下目的を達成するため希望する
SSH指定校の管理機関(教育
委員会等)に「SSHコーディネー
ター」を配置
• SSH指定校や地域の探究・理
数系教育の充実
• 域内外の学校への成果普及
• 外部機関との連携を推進
• SSH指定校の自走化

成果

• 研究者をはじめとするSSH卒業
生が、国内外で活躍
• 学習指導要領改訂(科目「理数
探究基礎」「理数探究」の新設)
• 科学技術への興味・関心や姿勢
の向上、理数系への進路選択
• 国際科学技術コンテスト等での
活躍

• 学習指導要領の枠を超え、理数を重視した教育課程の編成
• 国内外の高校・大学等との連携、課題研究の実施等に係る
(担当:科学技術・学術政策局人材政策課)
費用(旅費、物品費、等)の支援

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