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資料2-1 令和6年度業務実績評価説明資料 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59915.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 医療・福祉WG(第39回 7/29)《厚生労働省》
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(参考3)融資実行後における信用リスク抑制の対応や経営悪化先への対応
1 リスク管理債権化の未然防止及び早期対応に向けた取組み
事業報告書等

事 業 報 告 書 等
(決算書等)の受領

貸付先

融 資 の



2 経営が悪化した先への対応
業 績 悪 化 先

経営の
悪化

提出依頼業務(アウトソーシング)
財務データ作成

イエローランクを付与




返済相談

入力業務(アウトソーシング)

経営再建

リスク管理債権化する恐れがある貸付先を
抽出するイエローゾーンモデルを適用

70億円超 ①大口先
③コロナ資金残高が大きい
貸付先群
その他(①~③以外で、非保全額は
低いが、経営悪化が懸念される先等)








約定償還

貸出条件緩和等による金融支援

①業種特性を踏まえた再建計画の精査と助言
②行政との連携や金融機関と協調した対応
③金融支援(返済低減・延伸)による返済負担軽減
④モニタリングと経営改善の助言

①残高70億円超で全体への影響が
大きい先

<サービサーの活用>

②倒産確率が高く、無担保額が
大きい信用リスクの高い先

福祉医療基盤の維持及び存続を念頭に置き、機構の十分な管理の下、
運用ルールを策定のうえ、貸付先支援と債権回収を実施

③代表者名に名寄せしたコロナ資金
残高が大きい貸付先群に対するモ
ニタリングを実施(R7.4~)

<サービサー委託実施の基本方針>
⚫ 基本方針は貸付先の事業継続
⚫ 法的措置などの回収手段の実施は、必ず機構の判断を要する
⚫ 業務方法や注意事項をまとめたマニュアルの提供と定期報告・打合せ
等に基づく品質管理

リスク量(ランク別倒産確率×非保全額)

令和6年度における主な取組

機構対応

<早期対応に向けた取組み(R7.3時点)>

⚫ 行政等との調整が必要な複雑な事案
⚫ 地域の福祉医療基盤への影響が大きい施設等

サービサー ⚫ 主に通所・訪問事業等(入所系事業以外)、
対応
定型的な対応が可能な事案

⚫ 初期延滞を抑制するため、元金償還開始6か月前に初回元金開始
案内を送付(R6年度については償還開始ピークとなるR7.7含む、
計約11,000件送付)

≪サービサー対応状況(R7.3時点)≫

<コロナ資金に係る現況把握>
⚫ コロナ資金に係る現況把握のため、適切に内部管理ができるよう
「見える化ツール」を作成し、リスク管理債権・開設主体・施設
種類・都道府県別等、カスタマイズのうえ簡易に確認ができるよ
う対応

債権悪化の未然防止のため、リスク量に応じたモニタリング
等に加え、元金償還開始6か月前に案内を送付し、返済条件
の緩和等に係る早期相談や必要な手続きが行えるよう前倒し
で対応するなど、限られたリソースの中で支援を実施

⚫訪問・交渉
⚫事業廃止等

貸付先への支援内容

経営悪化
未然防止

<貸付先のモニタリング・フォローアップ態勢>

延滞管理・回収

サービサーへ
の委託(2社)

実績…a

(参考)
機構対応

委託可能
最大先数…b

(1-a/b)
委託余力

645先

345先

1,728先※

62.7%

※2社合計の見込み先数(1社/年864先の想定)





⚫ 今後増加が見込まれる経営悪化先についても、
サービサーを活用し対応が可能な態勢を整備
⚫ 引き続き福祉医療基盤の維持及び存続を最優先
とした支援を実施

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