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地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト(令和7年7月) (5 ページ)

公開元URL https://www.nichiyaku.or.jp/yakuzaishi/activities/division/actionlist
出典情報 地域医薬品提供体制強化のためのアクションリストについて(7/17)《日本薬剤師会》
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地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト

【都道府県薬剤師会】
地域薬剤師会・薬局の取組を支援するとともに、都道府県単位で検討・実施した方がよ
り効果的・効率的な場合は、その対応について検討する。
都道府県全域の状況を踏まえた上で、特に対応が必要な地域等については、地域薬剤師
会とともに実行する。
都道府県単位での他職種団体・行政との連携・調整等が求められる(都道府県体制・医療
計画と連動した取組の必要性)

【日本薬剤師会】
都道府県薬剤師会、厚生労働省、医療関係団体と連携をとりながら、地域薬剤師会と地
域の薬局が各アクションを実行し、地域に必要な薬剤師サービスを継続性をもって提供し
ていける環境整備を進めていく。

2 取組のステップと実行すべき具体的事項(アクション)
 本アクションリストは、①現状の再点検(把握)、②対策が必要な地域・場面への対応、
③定期的な点検と見直し

の3ステップとなっている。このサイクルを継続していくこ

とが、地域の医薬品提供体制を計画的に整備・維持する基盤となる取り組みとなる。
 ステップ①ははじめの第一歩、実態分析と対応方策の検討段階である。アクション1~
3により、地域における薬局や医薬品提供体制の現状・実態を把握する。
(注)アクション2は、各地域の実情に応じ、可能な方法で実現に取り組む。
 ステップ②は具体的な対策の実行段階である。ステップ①で把握された課題に対し、ア
クション4~6に示す具体的対策を実行する。医薬品提供に穴のある地域が発生しない
よう、実行可能なアクションから速やかに取り組む。
 アクションリストの取組は継続性が重要であり、各アクションは定期的な点検と見直し
を行う。
(ステップ③)
 実行困難な障壁や課題がある場合は、その課題を整理することもこの取組の重要な要素
である。課題を明らかにして対策を検討し、好事例等を参考にしながら実現に向けて継
続的に取り組むことや、地域単位での実行に困難がある場合には、都道府県薬剤師会・日
本薬剤師会に課題点を相談・報告し、薬剤師会全体で行動していくことが肝要である。
図:取組ステップと各アクション
STEP①

地域における薬局の現状・実態の把握(再点検)

Action1:地域における薬局機能の把握(リスト化)
・地域での活用
Action2:地域の医薬品情報の把握・共有
Action3:地域の医療体制と薬局機能の分析・課題発掘及び対応策の検討
STEP②

対策が必要な地域・場面への対応

Action4:休日・夜間における医薬品提供体制の構築・強化

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