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地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト(令和7年7月) (25 ページ)

公開元URL https://www.nichiyaku.or.jp/yakuzaishi/activities/division/actionlist
出典情報 地域医薬品提供体制強化のためのアクションリストについて(7/17)《日本薬剤師会》
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地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト

もって対応していくことが重要。
地域薬剤師会の取組事項

①体制の構築・強化のための協議
□ 在宅医療における課題※を解決するため、行政を含め、地域の在宅医療関係職
種団体と、地域の実情を踏まえた解決策について協議する
※ 次項以降の「個別課題1~3」や、その他地域の課題

②個別の在宅患者への対応において課題が生じた場合の対応策に関する協議
□ 個別の患者への対応※に際して、現場(薬局)レベルの連携・協議で解決でき
ない事例が発生した時の対応手順を定め、地域の薬剤師・薬局と共有する
※ 本項「薬局の取組事項」や「個別課題3」のケース等を想定

□ 前項の事例について、地域全体としての解決策について協議する
□ 協議した結果の対応策を、地域の関係者で共有する
【補足説明】
 協議の際は、地域における在宅医療に係る協議の場を活用することも考えられる。
 「現場(薬局)レベルの連携・協議で解決できない事例が発生した時の対応手順」とは、
薬剤師・薬局から地域薬剤師会への報告・相談の手順や、それを受けた地域薬剤師会が行
政や他職種団体と相談・協議する際の連絡方法等を検討しておく趣旨。
 地域だけでは解決できない課題に対しては、適時、都道府県薬剤師会と共有・協議し、都
道府県レベルでの協議・解決につなげる。
(参考:検討会とりまとめ)
都道府県等のレベルでは、地域における在宅患者への薬剤提供体制の実態を把握し、
円滑な薬剤提供に必要な体制構築に係る課題の抽出を行い、行政、医師会や薬剤師会
等の関係団体を含む有識者等の協議等により、医療計画と連動しながら、必要な方策
を検討する。各地域(在宅医療の圏域や市町村単位を想定)では、都道府県等のレベル
の協議結果を踏まえて、必要な薬剤提供体制やその構築・強化の方策、連携のための具
体的な情報共有等について、行政、地域医師会や地域薬剤師会等を含めた関係者で協
議し、体制の強化を図ることが考えられる。
都道府県レベルでの課題解決等レベルでの協議と地域レベルの協議を連動させて、
医療・介護を含めた在宅医療に係る薬剤提供体制を構築していくことが重要である。
薬局の取組事項

①個々の患者への対応強化に関する協議
□ 自薬局の患者の療養状況・薬物治療の状況を再確認し、休日や夜間に急に薬
が必要になる状況等が発生しないよう、処方医等と連携し、あらかじめ実施
できる対応を計画的に行っておく

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