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地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト(令和7年7月) (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.nichiyaku.or.jp/yakuzaishi/activities/division/actionlist |
出典情報 | 地域医薬品提供体制強化のためのアクションリストについて(7/17)《日本薬剤師会》 |
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地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト
医療機関の当番体制:薬局の当番体制
休日・夜間診療所による体制: 休日・夜間診療所への薬剤師の従事
【補足説明】
当番の方法(開局なのか・対応なのかや、何時~何時等)については、地域の診療の体制
に対応して検討する。
一次救急体制は、地域に必要な医療体制として整備されているものであり、それに対応
する医薬品提供体制も同様である。この取り組みは、利便性の追求へ対応した取り組み
を求めるものではなく、地域の医療体制の一環として取り組むものであることを共通認
識とし、行政や他の医療職種とも共有することが重要である(アクション 1-②参照)。
すでに当番医に応じて近隣薬局が対応している実態がある場合、地域体制としての取組
となるように行政等と調整する。
薬局の取組事項
□ 地域薬剤師会と連携し、地域の医薬品提供体制の整備に協力する
□ 自薬局の患者対応を再確認する
【補足説明】
自薬局に営業時間外の調剤の求めがあった場合の対応方針・手順等を薬局内で確認して
おく。ニーズをよく聞きとり、緊急性を判断し、翌営業日でも対応可能かどうか、地域の
当番薬局がある場合に対応可能か、等、患者が困らないために何ができるかを検討して
おく。
医薬品の在庫とあわせて、卸の配送体制や、地域の他の薬局との融通体制等を確認して
おき、医療システム全体に過度な負荷がかからない対応についても検討する。
医療機関や薬局が通常稼働していない時間帯の医療に過度な負担がかからないためにも、
日ごろから医薬品使用に不安が発生しないような服薬指導や情報提供、医療のかかり方
に関する啓発等も重要である。同時に、必要な場合に患者から薬剤師に連絡が取れる体
制も重要であり、両方の取組をバランスよく行っていくことが重要である。
② 体制の周知・広報
アクション4-①で構築した体制は、医療体制と連動した医薬品提供体制として、医療体
制の一環として行政から周知されることを目標において周知・広報に取り組むことが重
要である。
また同時に、休日・夜間体制はコンビニエンスな利用を念頭に置いたものではなく、緊急
時を想定した地域に必要な医療体制として整備しているものであることを患者・関係者
に理解してもらうことも重要な点である。医療機関や薬局が通常稼働していない時間帯
の医療に過度な負担がかからないためにも、日ごろからの患者・地域住民への啓発も重
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医療機関の当番体制:薬局の当番体制
休日・夜間診療所による体制: 休日・夜間診療所への薬剤師の従事
【補足説明】
当番の方法(開局なのか・対応なのかや、何時~何時等)については、地域の診療の体制
に対応して検討する。
一次救急体制は、地域に必要な医療体制として整備されているものであり、それに対応
する医薬品提供体制も同様である。この取り組みは、利便性の追求へ対応した取り組み
を求めるものではなく、地域の医療体制の一環として取り組むものであることを共通認
識とし、行政や他の医療職種とも共有することが重要である(アクション 1-②参照)。
すでに当番医に応じて近隣薬局が対応している実態がある場合、地域体制としての取組
となるように行政等と調整する。
薬局の取組事項
□ 地域薬剤師会と連携し、地域の医薬品提供体制の整備に協力する
□ 自薬局の患者対応を再確認する
【補足説明】
自薬局に営業時間外の調剤の求めがあった場合の対応方針・手順等を薬局内で確認して
おく。ニーズをよく聞きとり、緊急性を判断し、翌営業日でも対応可能かどうか、地域の
当番薬局がある場合に対応可能か、等、患者が困らないために何ができるかを検討して
おく。
医薬品の在庫とあわせて、卸の配送体制や、地域の他の薬局との融通体制等を確認して
おき、医療システム全体に過度な負荷がかからない対応についても検討する。
医療機関や薬局が通常稼働していない時間帯の医療に過度な負担がかからないためにも、
日ごろから医薬品使用に不安が発生しないような服薬指導や情報提供、医療のかかり方
に関する啓発等も重要である。同時に、必要な場合に患者から薬剤師に連絡が取れる体
制も重要であり、両方の取組をバランスよく行っていくことが重要である。
② 体制の周知・広報
アクション4-①で構築した体制は、医療体制と連動した医薬品提供体制として、医療体
制の一環として行政から周知されることを目標において周知・広報に取り組むことが重
要である。
また同時に、休日・夜間体制はコンビニエンスな利用を念頭に置いたものではなく、緊急
時を想定した地域に必要な医療体制として整備しているものであることを患者・関係者
に理解してもらうことも重要な点である。医療機関や薬局が通常稼働していない時間帯
の医療に過度な負担がかからないためにも、日ごろからの患者・地域住民への啓発も重
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