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地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト(令和7年7月) (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.nichiyaku.or.jp/yakuzaishi/activities/division/actionlist |
出典情報 | 地域医薬品提供体制強化のためのアクションリストについて(7/17)《日本薬剤師会》 |
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地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト
アクション1~3が、具体的対策の実施の前の準備段階であるのに対し、アクション4
~6は具体的対策の実行段階である。本アクションは、アクション3で確認された地域
の課題のうち、休日・夜間体制にかかる取組に関するものである。
Action4:休日・夜間における医薬品提供体制の構築・強化
地域における休日・夜間の医薬品提供体制の基本方針としては、
「地域の一次救急体制に
対応する医薬品提供体制」を整備することを目標に置く。基本的には、一次救急体制に応
じて薬剤師が関与する医薬品提供体制がない場合のアクションとして示すものである。
また、地域の一次救急体制が、医療機関による院内完結型の体制であったり、地域として
体制がない場合においても、地域のニーズ及び必要な対応について改めて検討すること
が望ましい。
本アクションの実行に当たっては、行政、地域の医師会と協議しながら取り組むことが
必須であり、医薬品提供体制が地域医療体制として必要な機能・体制であることを行政
等に理解いただき、実現できることを目指す。行政・他職種とともに地域医療を支えると
いう取組姿勢が重要である。
なお、地域によっては、個々の薬局において自薬局の機能として、開局時間外の問い合わ
せ・相談があった場合の応需体制を有し、調剤が必要と認められた場合に当該薬局で調
剤を行うか、連携している当該地域の輪番または夜間休日対応の薬局に誘導すること等
の対応を行う薬局がある場合もあり、そうした薬局には積極的に地域の体制整備に参加
いただくように取り組む。
地域によって、休日や夜間に一次救急以外での処方箋が発行されることが想定される場
合、地域の医師会や当該医療機関、行政等と、地域の薬局側の体制についての患者への情
報提供のあり方など、患者が混乱しないための方策を協議する。
① 地域の一次救急体制に応じた体制の整備
休日・夜間体制はコンビニエンスな利用を念頭に置いたものではなく、緊急時を想定し
た地域に必要な医療体制として整備しているものであることを患者・関係者に理解して
もらうことも重要な点である。医療機関や薬局が通常稼働していない時間帯の医療に過
度な負担がかからないためにも、日ごろからの患者・地域住民への啓発も重要である。
[アクション1-②より再掲]
営業時間外に薬局を開ける際には、防犯面にも留意する必要があることに留意する。夜
間等でも開けることができる設備や人員配置などの体制をいかに整えるかも重要な課題
であり、行政との協議も含めて検討する。
地域薬剤師会の取組事項
□ 地域の一次救急体制に応じた体制の整備
(例)
- 19 -
アクション1~3が、具体的対策の実施の前の準備段階であるのに対し、アクション4
~6は具体的対策の実行段階である。本アクションは、アクション3で確認された地域
の課題のうち、休日・夜間体制にかかる取組に関するものである。
Action4:休日・夜間における医薬品提供体制の構築・強化
地域における休日・夜間の医薬品提供体制の基本方針としては、
「地域の一次救急体制に
対応する医薬品提供体制」を整備することを目標に置く。基本的には、一次救急体制に応
じて薬剤師が関与する医薬品提供体制がない場合のアクションとして示すものである。
また、地域の一次救急体制が、医療機関による院内完結型の体制であったり、地域として
体制がない場合においても、地域のニーズ及び必要な対応について改めて検討すること
が望ましい。
本アクションの実行に当たっては、行政、地域の医師会と協議しながら取り組むことが
必須であり、医薬品提供体制が地域医療体制として必要な機能・体制であることを行政
等に理解いただき、実現できることを目指す。行政・他職種とともに地域医療を支えると
いう取組姿勢が重要である。
なお、地域によっては、個々の薬局において自薬局の機能として、開局時間外の問い合わ
せ・相談があった場合の応需体制を有し、調剤が必要と認められた場合に当該薬局で調
剤を行うか、連携している当該地域の輪番または夜間休日対応の薬局に誘導すること等
の対応を行う薬局がある場合もあり、そうした薬局には積極的に地域の体制整備に参加
いただくように取り組む。
地域によって、休日や夜間に一次救急以外での処方箋が発行されることが想定される場
合、地域の医師会や当該医療機関、行政等と、地域の薬局側の体制についての患者への情
報提供のあり方など、患者が混乱しないための方策を協議する。
① 地域の一次救急体制に応じた体制の整備
休日・夜間体制はコンビニエンスな利用を念頭に置いたものではなく、緊急時を想定し
た地域に必要な医療体制として整備しているものであることを患者・関係者に理解して
もらうことも重要な点である。医療機関や薬局が通常稼働していない時間帯の医療に過
度な負担がかからないためにも、日ごろからの患者・地域住民への啓発も重要である。
[アクション1-②より再掲]
営業時間外に薬局を開ける際には、防犯面にも留意する必要があることに留意する。夜
間等でも開けることができる設備や人員配置などの体制をいかに整えるかも重要な課題
であり、行政との協議も含めて検討する。
地域薬剤師会の取組事項
□ 地域の一次救急体制に応じた体制の整備
(例)
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