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■ 大学病院における医師の働き方に関する調査研究報告書 (109 ページ)

公開元URL https://ajmc.jp/news/2023/04/17/5048/
出典情報 全国医学部長病院長会議 記者会見(4/17)《全国医学部長病院長会議》
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株式会社アルク様 取り組みサマリー
ヒアリング内容(2/4)

■eラーニングは受け入れやすいなど学生側のメリットも多い
• 昨今大学ではBYODという形で1人1台端末を持つケースも増えていることもあり、時間・場所
を選ばず使用できるeラーニングコンテンツは学生にも受け入れられやすい。
• アルク社は語学に特化した企業であり、医学英語領域にも強い。各大学・医学部ごとのコー
ス内容のカスタマイズも可能なので、金額次第はなるが各講師が今まで行っていた授業内
容に沿ったeラーニングコンテンツの作成も対応することは可能。
• コンテンツの内容は、実際の医療現場で撮影や医学系教授に内容監修を依頼しているので、
医学領域における質の高い英語が学ぶことが可能となっており、将来医療現場に出た際に
役に立つコンテンツ提供をコンセプトにしている。
• 授業での活用はもちろん、自学自習用コンテンツもあり学生が時間や場所を問わず一貫して
質の高い医療英語学習が可能なので、学生の語学力向上に寄与する可能性が高い。
• eラーニングを使用した授業と派遣講師による授業で一元化を図ることができ、学生側も理解
を深めることができる。また、講師側も派遣講師に事前準備、授業を担当してもらうことで教
育の負担を減らすことができる。

株式会社アルク様
取り組みサマリー
株式会社アルク様
取り組みサマリー
ヒアリング内容(3/4)

■eラーニングコンテンツ以外でも講師をサポートし、授業負担を軽減
• 医学講師の英語サポートでは、ネイティブ講師による英語プレゼンテーションのポイント、Q&
Aセッションの方法、効果的なスライド作成方法などの研修も行っている。これらのサポート
は講師陣からも高い評価を得ている。
• FD研修・SD研修など、講師が英語で授業を行うための研修を実施しており、大学単位で英語
レベルが向上し、学生に対しても質の高い英語教育の提供が可能となる。また、英語授業の
コツをつかむことで講師の準備時間削減などにも寄与することができる。
■eラーニングは自主性が必要であり、モチベーション維持が課題
• eラーニングは自学自習がメインとなるため、自主性が求められる。医学部では単位取得に
必要なコンテンツとなっていることが多いので、学生の学習アクティブ率はほぼ100%だが、
モチベーション維持や学習を促すなどのサポートやコンテンツの工夫が必要となる。
• eラーニングで学んだことを実際にどのような形で活用可能かに関しては、まだ成果として
はっきりとは現れていないので、これからもリサーチ・見当が必要となる。

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