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参考資料3-2 (87 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32513.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第74回 4/12)《厚生労働省》
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方針


関係省庁、関係機関、研究機関、企業等の更なる協調により、アジア太平洋地域を中心に薬剤
耐性(AMR)に対する国際協力を推進する。

取組
■ 公衆衛生領域における国際協力


日本医療研究開発機構(AMED)、国立感染症研究所等における薬剤耐性(AMR)対策の
国際協力の推進





我が国のオンライン動向調査システムの基盤149を活用した動向調査機能強化



動向調査強化と合わせた検査室の薬剤耐性(AMR)検査に関する能力強化の実施



ゲノムデータベースを通じた新たな予防・診断・治療薬シーズの研究開発



アジア太平洋地域における薬剤耐性(AMR)らい菌の動向調査活動への貢献

世界保健機関(WHO)連携センターとして、国立感染症研究所薬剤耐性(AMR)研究センタ
ー及び国立国際医療研究センターAMR 臨床リファレンスセンター(AMRCRC)の取組の推



西太平洋地域における各国の抗菌薬適正使用推進(AST)、感染防止対策、サーベイラ
ンス及び薬剤耐性(AMR)に関する意識向上に加え、薬剤耐性微生物(ARO)による集団
発生対応を通じた世界保健機関(WHO)の活動への協力



西太平洋地域において 以下の対策の実施の強化
 WHO-Net150、海外版「院内感染対策サーベイランス事業(JANIS)」(ASIARS-Net)を
利用した各国の薬剤耐性(AMR)動向調査の強化
 薬剤耐性微生物(ARO)の検査能力の強化
 世界保健機関(WHO)と連携した、大腸菌を用いたワンヘルス薬剤耐性(AMR)動向
調査(三輪車サーベイランス)参加国への技術的支援
 全ゲノム解析(WGS)を用いた薬剤耐性(AMR)集団発生の病原体解析支援
 薬剤耐性(AMR)動向調査・集団発生対応ガイダンス文書作成
 「グローバル AMR サーベイランスシステム(GLASS)」の改訂支援



国際協力機構(JICA)技術協力プロジェクト等による感染予防・管理(IPC)対策、抗微生物薬
の適正使用(AMS)を含めた抗微生物薬の利用可能性の確保、検査室機能強化等に関する
技術協力の実施



我が国で開発され、世界保健機関(WHO)で承認された耐性結核に対する新規診断法、新
薬等を用いた耐性結核対策の国際協力の推進

149

院内感染対策サーベイランス事業(JANIS)、動物由来薬剤耐性菌モニタリング(JVARM)、薬剤耐性ゲノムデータベース
(GenEpid-J)等
150
米国ボストン Brigham and Women’s Hospital の薬剤耐性サーベイランス世界保健機関(WHO)連携センターが開発し、
世界 130 カ国で使用されている微生物検査データベース

薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023-2027) | 87