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07_参考資料4_障害福祉現場における介護テクノロジー等導入・活用マニュアル (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74877.html
出典情報 障害福祉分野における人材確保・生産性向上に関する検討会(第1回 7/28)《厚生労働省》
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また、記録についても「あとでまとめて入力しよう」と思っていた内容が溜まり、終業間際や残業
時間に一気に入力する働き方が当たり前になっている現場も多く見られます。その結果、記憶を頼
りに振り返りながら記録することになり、「本当はもっと細かく残したいのに」というもどかしさ
を感じることもあります。
連絡や相談についても同様です。送迎中はすぐに連絡が取れず、電話の折り返し待ちが発生するな
ど、「今すぐ共有したいのにできない」状況が日常的に生じています。その結果、判断が遅れた
り、個人の判断で対応せざるを得ない場面が生まれることもあります。
さらに、テクノロジー導入に関しても、「聞いていた話と違う」「現場に十分に共有されていな
い」といった認識のズレや、紙運用が残り続けることで、二重入力や転記作業が発生し、「かえっ
て手間が増えた」と感じてしまうケースも少なくありません。
こうした状況は、個人の努力や工夫でなんとか維持されていることが多く、結果として、業務の進
め方や負担のかかり方が人によってばらつきやすく、特定の職員に業務が偏ってしまう要因にも
なっています。
そして何より、こうした積み重ねが「本来やりたかった支援に十分に時間を使えない」という実感
につながっていることが、現場にとって最も大きな課題と言えるのではないでしょうか。

なぜテクノロジーを導入するのか
障害福祉分野における生産性向上は当事者視点に立ってケアを充実させるためのもの
このような状況に対して、「テクノロジーがあれば解決できるのではないか」と感じる場面も多い
と思います。また、「生産性向上」と聞くと、「もっと早くやること」「業務を減らすこと」と
いったイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、本マニュアルで扱うテクノロジー導入・
活用を含む生産性向上の取組は、「人を減らすこと」でも「支援を減らすこと」でも、単なる効率
化の話でもありません。
「基本的な考え方(冊子)」にある通り、障害福祉における生産性向上とは、「支援者一人一人の
力を引き出し、チームの力で利用者に届けることで、新たな価値を生み出すこと」です。
そしてそれは、単に業務を早くこなすことではなく、限られた時間の中で、本来大切にしたい支援
にしっかり時間を使える状態をつくることを意味します。
一方で、テクノロジー導入・活用の効果は「時間が減ったかどうか」で語られることが多いもの
の、障害福祉の現場では、時間の長短だけで良し悪しを判断することはできません。利用者の状態
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