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令和7年度厚生労働科学特別研究事業「再生医療に関連した新技術領域に関するリスク評価および妥当性評価のための総合的研究」についての最終報告[1.8MB] (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73503.html
出典情報 厚生科学審議会 再生医療等評価部会(第117回 5/28)《厚生労働省》
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5. 遺伝子治療、ファージ療法、mRNA を用いた治療について
<有識者見解>
• 遺伝子治療
日本の遺伝子治療は、「遺伝子治療臨床研究指針」に基づく臨床研究として発展
してきており、指針は技術進展に応じて改定され、現在はin vivo遺伝子治療にお
ける申請・評価の参考枠組みとしても活用されている。
技術は、従来のウイルスベクターやプラスミドによる遺伝子導入から、ゲノム編
集技術を用いた特定遺伝子改変へと発展しており、塩基置換やエピゲノム制御、
N-of-1試験など適用範囲も拡大している。
レンチウイルス/レトロウイルスでは染色体組込みに伴う造腫瘍性や生殖細胞へ
の影響が課題であり、ゲノム編集技術においてもon-target/off-target作用、転
座、p53関連リスク等の安全性課題が指摘されている。現在主流のAAV(Adenoassociated virus:アデノ随伴ウイルス)ベクターは、高い安全性を有する一方、
高用量投与では肝毒性、神経毒性、サイトカインストーム等の有害事象が報告さ
れている。

in vivo遺伝子治療では、導入遺伝子、発現制御、ベクター設計、製造・品質管理
に加え、感染性因子、力価、生物活性等を含めた包括的評価が必要とされている。
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