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資料1 新たな地域医療構想策定ガイドラインについて(医療機関機能・医療従事者の確保) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_61146.html
出典情報 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会(第2回 8/8)《厚生労働省》
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医療機関機能報告について
(「新たな地域医療構想に関するとりまとめ」(2024.12)における整理)
5.新たな地域医療構想
(3)医療機関機能・病床機能
② 医療機関機能報告
○ 具体的には、二次医療圏等を基礎とした構想区域ごとに確保すべき医療機関機能として、高齢者救急・地域急性期機能、在宅医療等連
携機能、急性期拠点機能、専門等機能を位置付けるとともに、広域な観点で確保すべき医療機関機能として、医育及び広域診療機能を
位置付け、医療機関がこれらの医療機関機能を確保していること、今後の方向性等について報告することが考えられる。報告に当たっ
ては、医療機関が将来に向けて主たる医療機関機能を選択していくことも重要と考えられ、一方で、地域の実情に応じて、一医療機関
が様々な医療機関機能を担っていくことが想定されることから、必要に応じて複数の医療機関機能を報告することも考えられる。具体
的な医療機関機能報告の報告項目、報告方法等の詳細については、ガイドラインにおいて検討することが適当である。
<医療機関機能の名称と定義>
・ 高齢者救急・地域急性期機能
高齢者をはじめとした救急搬送を受け入れるとともに、必要に応じて専門病院や施設等と協力・連携しながら、入院早期からのリハビ
リテーション・退院調整等を行い、早期の退院につなげ、退院後のリハビリテーション等の提供を確保する。
※ 地域の実情に応じた幅をもった報告のあり方を設定
・ 在宅医療等連携機能
地域での在宅医療の実施、他の医療機関や介護施設、訪問看護、訪問介護等と連携した 24 時間の対応や入院対応を行う。

※ 地域の実情に応じた幅をもった報告のあり方を設定
・ 急性期拠点機能
地域での持続可能な医療従事者の働き方や医療の質の確保に資するよう、手術や救急医療等の医療資源を多く要する症例を集約化し
た医療提供を行う。
※ 報告に当たっては、地域シェア等の地域の実情も踏まえた一定の水準を満たす役割を設定。また、アクセスや構想区域の規模も踏
まえ、構想区域ごとにどの程度の病院数を確保するか設定。

・ 専門等機能
上記の機能にあてはまらないが、集中的なリハビリテーション、中長期にわたる入院医療機能、有床診療所の担う地域に根ざした診
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療機能、一部の診療科に特化し地域ニーズに応じた診療を行う。