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病院薬剤師確保の取組みの手引き(ver 2.0) (8 ページ)

公開元URL https://www.jshp.or.jp/content/2025/0703-1.html
出典情報 薬剤業務向上加算にかかる出向研修モデル作成の手引き(ver 1.0)の公表について(7/3)《日本病院薬剤師会》
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1-1-③複数の資金の活用

メリット:
・基金や出向予定先医療機関の資金を活用して、出向元の病院で体制を整備する。出向の必要性が発生した時点で
出向が可能となる。
・出向元で事前に派遣分のマンパワーを確保することができ、出向による業務負担を減じることが可能。
・出向先医療機関の金銭的な負荷が軽減される。
デメリット:
・実際に出向先医療機関に該当しない場合も金銭的な負担が生じる。

1-1-④特別交付税措置(公立病院が対象)の活用
「持続可能な地域医療体制を確保するための公立病院経営強化ガイドライン」

メリット:
・出向元が公立病院の場合、出向元は特別交付税措置による人件費等の補助を受けることができる。
・出向元に支払う負担金を求められた場合に、公立病院の場合は特別交付税措置を受けることができる。
デメリット:
・公立病院を対象とした制度のため、それ以外の病院では対象外となる。
・出向元で研修する場合には、マンパワーの増がないため、出向先ではマンパワーが増えない。
・研修を組み込んだ場合、地域病院の負担(派遣者への支払い+研修者の人件費)が大きい。

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