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病院薬剤師確保の取組みの手引き(ver 2.0) (25 ページ)

公開元URL https://www.jshp.or.jp/content/2025/0703-1.html
出典情報 薬剤業務向上加算にかかる出向研修モデル作成の手引き(ver 1.0)の公表について(7/3)《日本病院薬剤師会》
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6.各都道府県における第8次医療計画策定の協議体制
6-①石川県の事例
石川県医療計画推進委員会の医療従事者確保対策部会(石川県地域医療対策協議会)に、
薬剤師の確保を図るために必要な事項、その他、石川県地域医療対策協議会により付託され
た事項について協議する「薬剤師部会」が設置された。委員は、石川県薬剤師会会長と県薬
の各部会長(病院薬剤師部会長を含む)
、県内 2 大学の薬学系長、薬学部長で構成され、元
県病薬会長らも参考人として参加し、第 8 次医療計画における「薬剤師確保」の本文素案や
ロジックモデル素案が議論された。薬剤師確保の素案は、親委員会の地域医療対策協議会で
の協議、医療計画推進委員会、パブリックコメント、医療審議会での審議を経て県知事に答
申される流れとなっている。地域医療対策協議会、医療計画推進委員会には県薬会長が委員
として参加するが、薬剤師確保計画の議論においては、県薬副会長(前県病薬会長)がオブ
ザーバーとして出席し説明を行った。
薬剤師確保対策事業の実施にあたっては、「石川県薬剤師確保対策事業検討会」が設置さ
れ、共育プログラムの策定状況、運営状況、プログラムの周知、アンケート実施等について
協議がなされている。本検討会は、県薬関係者、県病薬関係者、県内2大学の薬学部長で構
成されている。
6-②広島県の事例

「広島県薬剤師確保のための調査・検討協議会」を設置し、広島県における薬剤師
確保体制(目指す姿)の構築に向け、継続的な運営体制の検討を行うとともに、モデ
ル事業により得られた成果・知見等を評価することにより、その実効性の向上を図る
こととしている。
協議会委員は県病院薬剤師会、県薬剤師会、県病院協会、広島大学、広島大学病
院、県立広島病院、モデル事業「出向先医療機関」薬剤部、県薬務課で構成されてい
る。

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