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資料1 令和6年度事業の最終報告について (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59156.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第20回 7/9)《厚生労働省》
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広島県
令和6年度の取組のまとめ

○ 広島県においては、既存の会議体の構成機関からなる新たな会議体を新設(16機関より
構成)・運用、地域ポリファーマシーコーディネーター・薬剤調整支援者の役割等の整理、県全
体の普及啓発活動を実施することができた。一方、地域単位での会議体の設置・普及啓発活
動、地域ポリファーマシーコーディネーター・薬剤調整支援者の任命までは至らなかった。
○ 医師、薬剤師のみならず、多職種が関わる会議体を新設したことで、地域ポリファーマシー
コーディネーター・薬剤調整支援者等に係る認識を多職種間ですりあわせることができた。特に、
県単位の関係団体と市単位の関係団体が一堂に会する機会を創出したことで、ポリファーマ
シー対策に関して議論を深めることができた。
○ 一方で、会議体の新設にあたり、各関係者への説明や会議体への参加同意取得等事務的
な手続きに時間を要した。また、業務手順書には地域ポリファーマシーコーディネーターや薬剤調
整支援者の具体的な業務内容の記載がなく、各役割を明確化する必要があったため、県の会
議体で議論を重ね、関係者の合意形成に時間を要したことが課題であった。
○ 今後は地域ポリファーマシーコーディネーターおよび薬剤調整支援者の任命を始めとした、地
域単位での取り組みを進めるとともに、既存資材の配布にとどまらない患者・家族向けの普及
啓発活動等を実施していく。
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