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05資料3MRワクチン(ミールビックⅡ)の定期接種における使用について(報告)[1.4MB] (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59303.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第68回 7/2)《厚生労働省》
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定期接種で使用する麻しん風しんワクチンの今後の予定
概要


定期接種で使用する麻しん風しんワクチンとして、これまで「ミールビック」が使用されてき
たが、安定供給を続けるため、ウズラ胚細胞を用いた製法からヒト由来細胞(※)を用いた製
法に変更された「ミールビックII」が2024年9月に薬事承認された。



「ミールビックII」の薬事承認において、日本人健康小児を対象に臨床試験が行われ、「ミー
ルビック」と比較して有効性は非劣性であり、副反応の発現割合に大きな差はないことが確認
されている。



企業によると、「ミールビックII」は2026年2月下旬より販売会社へ出荷され、販売会社の
ミールビック在庫が消尽し次第、順次卸売業者へミールビックⅡが出荷される予定。



価格は「ミールビック」と変更なく、供給量は「ミールビック」と同程度供給される見込み。



「ミールビックII」の一般名は、「ミールビック」と同様『乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワク
チン』であるため、省令の改正なく定期接種に使用できる。
※ MRC-5細胞;ヒト二倍体細胞水痘ワクチンの製造で既に使用しているシードロットによって管理された、一定の品質を有する細胞株

今後の予定


定期接種で使用する麻しん風しんワクチンは、現在使用しているワクチンに加え、「ミール
ビックII」も使用できることとする。

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