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資料1 課題と論点に対する構成員の意見・ヒアリング内容を踏 まえた検討の方向性等(案) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59051.html
出典情報 「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会(第8回 6/23)《厚生労働省》
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○ 人材確保について、保育は試験と比較して養成校出身が多いが、近年では定員割れになる養成
校が増えてきている。人口減少地域においては近隣市町村や都市部に流出する課題がある等、保
育人材の確保は難しい。こうした現状を認識した上で、人材確保に向けた前向きな検討をしてい
く必要がある。
○ 障害福祉分野は、介護・保育に比べても小規模な法人が多く、DX を進めるに当たっても初期費
用の投資の捻出ができないというケースが多い。DX のための自治体の補助金もあるが、小規模な
法人にも広く初期投資の補助が行き渡るような使い勝手のよい補助を集中的に行うことで一気に
DX 化を進め生産性を向上していくことが必要ではないか。
○ ICT 導入について、人材の問題が大きい。伴走する人材、組織が必要。
○ 介護生産性向上総合相談センターについて、機能を拡大して経営支援の充実、成功事例の分析
と横展開、協働化の促進強化を提案したい。
○ デジタル化支援における協働モデルを提案したい。個々の法人では ICT、AI の人材確保が困難
だが、複数法人で専門人材を共有し、その中で支援を行っていくという解決策が考えられる。
○ 高齢者等に限定せず、福祉横断的な体制構築に向けてどのような枠組みが可能かモデル事業の
形で検討することは重要。こうしたプラットフォーム機能の連携は、どのような規模で、どのよ
うな地域で、どのような団体が、どのような動きをすることで何が生まれたのか、PDCA を回すこ
とを含め、ロジックを見ていくということが必要。
○ 介護人材確保の例として、養成施設において、介護初任者研修を地域のリカレント講座や社会
人講座というような狙いを持って取り組み始めたところ、地域のボランティア団体やボランティ
ア活動者の参加が多く、地域における見守りとしてのアウトリーチや介護予防の視点も生まれた。
ボランティア団体は重要な連携機関であり、この点は想定される連携先として検討する余地があ
る。
○ 複数の資格を取得しやすくなるということの検討は非常に重要。
○ 介護福祉士等から保育士にはなりやすくなっているが、逆の方向がなく、複数の資格を取得し
やすくすることの検討が必要ではないか。

(3)検討の方向性(案)
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