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資料 こども・高齢化 (93 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20240416zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/16)《財務省》
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高齢世帯の貯蓄等の状況

負担の在り方

○ 各世帯ごとに事情が異なることには留意が必要であるが、①平均的な高齢者世帯の貯蓄から負債を引いた額は2,000万円以上で推
移、②高齢者世帯の約3割は預貯金等の金融資産額が2,000万円以上、③モデル年金と同程度の収入がある高齢者世帯の年間
の収支状況は黒字となっている。
【1.貯蓄額ー負債額】

(万円)

2,500

(万円)

【3.75歳以上世帯の収支状況】
300

200
300

2,000

266

1,500

150
250

1,000

100
200

500
0

50
150

-500
30~39歳

-1,000

40~49歳

70歳以上

0
(年)

⇒①平均的な高齢者世帯の貯蓄から負債を引いた額は2,000万円以上で推移
【2.金融資産残高別の世帯割合】
~450万

3.0%

2.2%

2.3%
3.9%

2000万~
27.8%

35.4%

世帯主が70歳以上の世帯
7.7%
1500万~2000万
5.6%
1200万~1500万

26.1%

37.1%

世帯主が80歳以上の世帯

14.6%

世帯主が40歳未満の世帯

6.8%
74.0%

5.9%
8.1%

900万~1200万

15.5%

8.8%

15.3%

450万~900万

⇒②高齢者世帯の約3割は預貯金等の金融資産額が2,000万円以上

190

収入

251

250

200

181

支出

単身世帯

(約186万円)

収入

150

支出

夫婦2人世帯

(約264万円)

100

モデル年金と
同程度の収入

⇒③モデル年金と同程度の収入がある高齢者世帯の
年間の収支状況は黒字

【1.貯蓄額ー負債額】
(出所)総務省「家計調査」
(注)2人以上世帯。貯蓄額については、負債を有しない世帯も含み、グラフの凡例は、
世帯主の年齢による。
【2.金融資産残高別の世帯割合】
(出所)総務省「2019年全国家計構造調査」
(注)総世帯に係る金額であり、負債は含まない。
【3.75歳以上世帯の収支状況】
(出所)第109回厚生労働省社会保障審議会介護保険部会(2023.12.7)資料
(注1)モデル年金と同程度の収入は、厚生労働省が公表している2022年度における
年金月額から概算した数値。単身世帯については、モデル年金から1人分の老齢
基礎年金を除いて算出している。また、両世帯ともに厚生労働省老健局作成資
料における年収額のうち最も近いものを引用している。
(注2)支出額には、住居費、食料費、保健医療費等の消費支出のほか、租税及び
社会保険料などの非消費支出も含んでいる。
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