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資料 こども・高齢化 (88 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20240416zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/16)《財務省》
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(参考)長期収載品の保険給付の在り方の見直し

給付の範囲

○ イノベーションの更なる評価等を行うため、長期収載品の保険給付の在り方の見直しとして、選定療養の仕組みを導入(2024年10
月施行)。
○ 長期収載品の使用について、一般名処方の場合等において長期収載品を選定する場合は、後発医薬品との価格差の4分の1は
全額自己負担することとなる。
◆長期収載品の選定療養の導入
 長期収載品の使用について、 ①銘
柄名処方の場合であって、患者希望
により長期収載品を処方・調剤した
場合や、②一般名処方の場合は、
選定療養の対象とする。
 ただし、①医療上の必要性があると
認められる場合や、②薬局に後発医
薬品の在庫が無い場合など、後発医
薬品を提供することが困難な場合に
ついては、選定療養とはせず、引き続
き、保険給付の対象とする。
 選定療養の場合には、長期収載品
と後発品の価格差を踏まえ、後発医
薬品の最高価格帯との価格差の4
分の3までを保険給付の対象とする。

◆薬剤費の構成(医薬品の市場規模・品目数)
その他【約4,700品目】
後発品
【約10,500品目】
安定供給確保
不採算品再算定等

保険給付の在り方
の見直し

0.7 兆円
(6%)

新薬創出等加算対象
【約600品目】

1.7 兆円
(16%)

1.9 兆円
(18%)

長期収載品
【約1,700品目】

(課題)
費用対効果に基づく有用
性の適切な評価が必要

3.4 兆円
(32%)
計約10.4兆円
【約19,400品目】

2.8 兆円
(27%)

イノベーションの
適切な評価
新薬創出等加算の拡充等

新薬創出等加算対象以外の
先発品
【約1,800品目】

(出所)厚生労働省「中央社会保険医療協議会 薬価専門部会」(2022年10月5日、12月16日)資料を基に作成
(注1)「新薬創出等加算対象」及び「新薬創出等加算対象以外の先発品」は後発品のない先発品であり、長期
間収載されている先発品を含む。「その他」は1967年以前に収載された医薬品。
(注2)医薬品の市場規模について、記載している額は、2021年9月の薬価調査で得られた取引数量(調査月の
1か月分)に薬価を乗じた上で12倍した数字(年間の数字に単純換算)。
(注3)品目数は2022年9月薬価調査時点のもの。

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