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資料 こども・高齢化 (30 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20240416zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/16)《財務省》
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こども・子育て支援政策 ー PDCAの推進①

少子化

○ 待ったなしの政策課題である少子化対策を進めるにあたっては、指標(KPI)を適切に設定し、政策の効果等を検証しながら進めて
いかなければならないことは当然であり、これまでも少子化社会対策大綱等において、指標を掲げて政策を推進してきた。
○ 今後のこども・子育て政策に関するPDCAの推進にあたっては、「こども大綱」に基づく枠組みと、経済財政諮問会議の下での枠組み
が用意されており、これらとの連携のもと行政事業レビューも行われる。こうした枠組みを重層的に活用しながら、対応していくべきである。
【令和6年度予算の編成等に関する建議(2023年11月20日)(抄)】
今回の「加速化プラン」によって、我が国の少子化対策は前進することとなるが、広く国民の負担を求め、巨額の予算を投じる以上、政策が当初想定した効果
を発揮しているか、KPI、EBPM 等の観点も踏まえながら検証を行い、適切に見直しを行うなど、PDCA を推進しながら進めることが不可欠である。
◆新経済・財政再生計画改革工程表2023(抄)

◆こども政策のPDCAについて
こども未来戦略では、「「こども大綱」の下で「加速化プラン」を含む具体的施策の
PDCAを推進していく。」とされており、加速化プランに盛り込まれた施策を含めて、
こどもまんなか実行計画によりPDCAを回していく。

こども大綱

(昨年12月に決定)
・こども施策に関する基本的な方針や重要事項を一元的に定めるもの
(政策全体に係るKPIとしての数値目標・指標等を設定)
・おおむね5年後を目途に見直し
・閣議決定
具体化

こどもまんなか実行計画

(本年6月に策定予定。こども家庭審議会における議論開始。)
・こども大綱に基づき具体的に取り組む施策を取りまとめるもの
(施策ごとに指標を設定)
・毎年改定
・こども政策推進会議(全閣僚がメンバー)決定
・こども家庭審議会において継続的に検証・評価

(2023年12月21日経済財政諮問会議決定)

<その他分野・分野横断的な取組>
【政策目標】
「こどもまんなか社会」の実現は、こどもを産みたい、育てたいと考える個人の
希望が叶うことにつながる。その結果として、少子化・人口減少の流れを
大きく変えるとともに、未来を担う 人材を社会全体で育み、社会経済の持
続可能性を高める。
〇少子化対策の推進:
「次元の異なる少子化対策の推進」という改革工程を新設。「子育
てに係る経済的支援や若い世代の所得向上」、「全てのこども・子育て世
帯を対象とする支援の拡充」、「共働き・共育ての推進」、「こども・子育て
にやさしい社会づくりのための意識改革」という4つの分野で次元の異なる
少子化対策のための「加速化プラン」の具体的取組を盛り込み、「産後ケ
ア事業の実施自治体数」や「男性の育児休業取得率」といったKPIを
設定。2024年中に、KPIのさらなる拡充を図る。
児童手当の拡充、こども誰でも通園制度など

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