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提案書01(0001頁~0202頁)医療技術評価・再評価提案書 (49 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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1)名称

CT検査による画像診断情報の活用に向けた提言

2)著者

日本学術会議

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日本学術会議放射線・臨床検査分科会、令和元年9月19日

4)概要

人工知能AIが急速に進歩し、社会の様々な領域での貢献を期待されており、画像診断も例外でない。画像診断支援のための
技術開発においては、画像とこれに基づく診断結果とが組み合わされた教師データの蓄積が鍵になる。全国レベルで信頼性
の高い教師データを大量に収集する体制を構築することが望まれる。政府は規制や診療報酬制度等を通じ、質の高い画像診
断体制の構築を支援することが求められる。また、画像診断支援技術の開発を推進するため、全国レベルでのデータ集積を
支援すべきである。

1)名称

CT検査による医療被ばく低減に関する提言

2)著者

日本学術会議

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日本学術会議放射線・臨床検査分科会、平成29年8月3日

4)概要

CT 検査による被ばく情報の記録体制を構築すべきであり、そのためには CT 撮影プロトコールの標準化を検討すること
が望まれる。政府は全国的な年間被ばく線量等を把握するとともに、医療被ばくを記録、保存、評価して医療機関内外で活
用する体制をつくるため、全国規模での画像診断データベースの基盤整備、ビッグデータを利活用した線量管理システムの
構築を支援すべきである。

1)名称

Deep Learning Algorithm for Fully Automated Detection of Small (≤4 cm) Renal Cell Carcinoma in ContrastEnhanced Computed Tomography Using a Multicenter Database

2)著者

Toda, Naoki, Hashimoto Masahiro, Arita Yuki, Jinzaki Masahiro et. al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Investigative Radiology 57(5):p 327-333, May 2022

4)概要

日本医学放射線学会が開発して管理・運営している日本医用画像データベース(J-MID)を用いた人工知能による腎癌の研
究。2005 年 1 月から 2020 年 5 月までの間に、組織学的に確認された腫瘍径 4 cm 以下の単一の RCC を有する患者の造
影CT 画像を7つのセンターからレトロスペクティブに選択しました。6 つのセンターから合計 453 人の患者がデータセッ
ト A として選択され、1 つのセンターから 132 人の患者がデータセット B として選択されました。データセット A でそ
れぞれ 88.3%、84.3%、および 92.3% の精度、感度、および特異性をもたらし、データセット B で、それぞれ 87.5%、
84.8%、および 90.2% の精度、感度、および特異性をもたらしました。データセットを使用したアルゴリズムの AUC A と
データセット B は、それぞれ 0.930 と 0.933 でした。

1)名称

A Comprehensive CT Dose Reduction Program Using the ACR Dose Index Registry

2)著者

Little BP1, Duong PA2, Knighton J2, Baugnon K2, Campbell-Brown E2, Kitajima HD2, St Louis S2, Tannir H3,
Applegate KE2.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Journal of the American College of Radiology

4)概要

大規模アカデミック病院施設において線量低減を実施するに当たり、ACR Dose Index Registryを活用した。
ACR DIRを活用し、4つの特定撮影部位における線量データを収集し、プロトコール変更、インタラクティブリコン、 撮影
方法の最適化、技師への教育、フィードバックツールを活用した継続したモニタリングをすることにより、以下の効果を上
げることができた。
*胸部CT(造影なし)においてDLPの中央値が平均で30%, 頭部CT(造影なし)において29% , 腹部骨盤CT(造影あり)にお
いて26%、胸部CT(造影有)で 10%の低減効果があった。
*ACR DIRのDLP中央値と施設のデータを比較した際にも施設線量が低いことが確認することができた。

1)名称

Computed tomography surveillance helps tracking COVID‑19 outbreak

2)著者

Akihiro Machitori, Tomoyuki Noguchi, Yusuke Kawata, Nobuhiko Horioka, Akihiro Nishie, Daisuke Kakihara, Kousei
Ishigami, Shigeki Aoki, Yutaka Imai

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Japanese Journal of Radiology (2020) 38:1169–1176

4)概要

CT検査によるサーベイランスが、COVID-19感染の疫学的な調査に有用であることを明らかにすることを目的とした。ウイル
ス性肺炎のCT所見があるCT検査を対象都市、オンラインで放射線科診断専門医に登録を依頼。それらを解析した。2020年1
月1日から4月17日までの計637例の登録があった。CTサーベイランスでは男性優位で60~69歳がピークであった。地域分
布はPCRサーベイランスと同様の傾向を示した。これらのことからCT検査を使用したCTサーベイランスはCOVID-19感染の疫
学的特徴を示すことができた。

⑯参考文献1

⑯参考文献2

⑯参考文献3

2015

December

Number12PA Volume12

1257-1265

⑯参考文献4

⑯参考文献5

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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