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提案書01(0001頁~0202頁)医療技術評価・再評価提案書 (192 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

215202

「ポジトロン断層撮影 2 18FDGを用いた場合(一連の検査につき)
FDG-PET/CTによる乳癌術前補助療法の治療効果判定」

日本核医学会

【技術の概要】
18FDGを患者に静脈内投与し、滞留した18Fから放射されるガンマ線をPETカメラで撮像して得られたデータを3次元的に画像化し、診断す

る技術である。

【対象疾患】
乳癌

【既存の診断法との比較】
乳癌薬物療法の早期での18F-FDG PET/CTにより、形態の変化に先行して、最終的な腫瘍の消失(Complete Response)を予測可能

【有効性及び診療報酬上の取扱い】
乳癌薬物療法の早期での18F-FDG PET/CTにより、形態の変化に先行して、最終的な腫瘍の消失(Complete Response)を予測可能
第4部 画像診断 E101-2、E101-3、 E101-5 ポジトロン断層撮影 2 18FDGを用いた場合(一連の検査につき)適用に乳癌術前補助
療法の治療効果判定を追加する。
治療前

治療中間評価

治療後

“metabolic responder”
(SUVmaxの低下が大きい)

complete pathological response
(乳房及び腋窩リンパ節に浸潤癌
無し)

18F-FDG PET冠状断画像/CTとの融合画像

Residual invasive cancer
(浸潤癌残存)

Groheux D. et al. Eur J Nucl Med Mol Imaging. 2016 43(5) 983―93 (参考文献④)より
192

治療前・中間評価PETによる
早期効果予測
感度70-88%、特異度68-78%
(乳癌診療ガイドライン2022年版 参考
文献①より)

18F-FDG PET水平断画像/CTとの融合画像

“metabolic nonresponder”
(SUVmaxの低下が小さい)

FDG PET/CTによる術前化学療法後の
pCR予測
感度76-100%, 特異度 31-75%