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令和6年度厚生労働省予算概算要求の主要事項 (71 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/24syokan/index.html
出典情報 令和6年度厚生労働省予算概算要求(8/31)《厚生労働省》
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大臣官房国際課(内線7303)

GARDP拠出金
令和6年度概算要求額

2.4億円(2.5億円)※()内は前年度当初予算額

1 事業の目的
●GARDPは、新しい抗菌薬の研究開発と診断開発(Research & Development:R&D)を推進する目的で開始された官民パートナー
シップを推進する非営利組織(本部:スイス・ジュネーブ。2016年5月設立。)。
●特徴として、WHOによる、薬剤耐性(AMR)に関するグローバルな戦略推進と、DNDi(顧みられない病気の新薬開発イニシアティ
ブ)による専門知識活用の両者の強みを持つ。
●製薬企業等と連携して治療薬の開発(後期臨床試験)を実施。日本企業では塩野義製薬、エーザイ株式会社、武田薬品工業株式会社、
第一三共株式会社と新規抗菌薬開発と薬剤耐性克服の研究開発プロジェクトを運営。
●従来の治療薬が効かない薬剤耐性菌感染症の流行を防ぐため、引き続き本事業の実施が必要。

2 事業の概要・スキーム・実施主体等
GARDPが実施している耐性菌に対する治療方法・治療薬の開発(後期臨床試験)の支援を通じてAMR対策の推進に寄与するとともに、
GARDPのガバナンスに日本人が関与しリーダーシップを発揮していく。

資金拠出

独蘭英等の各国政府

グローバル抗菌薬
研究開発パートナーシップ
(GARDP)

連携

耐性菌に対する治療方法・治
療薬の開発(後期臨床試験)

AMR対策の推進に寄与
実施主体 :グローバル抗菌薬研究開発パートナーシップ(GARDP)

製薬企業・研究機関

治療方法・治療薬の普及

拠 出 先 :グローバル抗菌薬研究開発パートナーシップ(GARDP)
事業実績:2.5億円(令和4年度実績)

大臣官房国際課(内線7303)

CARB-X拠出金
令和6年度概算要求額

1.4億円(ー)※( )内は前年度当初予算額

1 事業の目的
●CARB-Xは、薬剤耐性菌感染症の革新的な治療薬・診断法の研究開発を促進するため、2016年に設立された官民パートナーシップ。
●世界では、従来の治療薬が効かない多剤耐性菌等が蔓延しており、その対策への重要性は認識されているものの、
耐性菌に対する治療方法・治療薬の開発が進んでいない。
●その中で、CARB-Xは製薬企業等と連携して治療薬の開発(初期臨床試験)の支援を行い、実績を上げているところ。
これまでの連携企業の中には、日本企業が含まれており、本事業を通じて日本企業の研究開発も間接的に支援していく。

2 事業の概要・スキーム・実施主体等
CARB-Xが実施している耐性菌に対する治療方法・治療薬の開発(初期臨床試験)の支援を通じてAMR対策の推進に寄与する。

資金拠出

米独英等の各国政府

薬剤耐性菌対策
バイオ製薬アクセラレータ
(CARB-X)

連携

製薬企業・研究機関

耐性菌に対する治療方法・治
療薬の開発(初期臨床試験)

AMR対策の推進に寄与

実施主体:薬剤耐性菌対策バイオ製薬アクセラレータ(CARB-X)
拠 出 先:薬剤耐性菌対策バイオ製薬アクセラレータ(CARB-X)

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治療方法・治療薬の普及