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令和6年度厚生労働省予算概算要求の主要事項 (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/24syokan/index.html
出典情報 令和6年度厚生労働省予算概算要求(8/31)《厚生労働省》
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➢献血血液の確保対策
医薬・生活衛生局血液対策課(内線2906、2908)

献血血液の確保対策事業
令和6年度概算要求額

20百万円(-)※()内は前年度当初予算額

1 事業の目的
・ 毎年、医療需要に応じた血液の確保目標量を達成し、血液製剤の安定供給は確保されているが、近年、免疫グロブリン製
剤などの血漿分画製剤の需要が増加傾向にあり、人口構造の変化に伴う献血可能人口の減少、特に10代~30代の若年層
の献血者数が減少しているといった課題がある。将来に渡る必要な血液量の確保に向けて、今後の献血を支える若年層へ
献血に関する普及啓発を一層推進する必要があるため、小中学校からの献血教育の推進に向けて、厚生労働省では中学生
用テキストを作成するとともに、中高校生を対象にした同世代に対する普及啓発活動の発表会を開催する事業を行う。
2 事業の概要・スキーム
・ 将来に渡る必要な血液量の確保に向けて、献血可能年齢前である中学生を対象に、献血制度の理解促進とともに、中学生でも活動できる献血
ボランティアを紹介したテキストを令和7年度に作成し、配布する。令和6年度は、準備として、テキスト内容のデザインを行う。
・ 効果的な普及啓発に当たり、中高校生の部活動や生徒会活動の一環として行われている献血の普及啓発活動について、同世代に対する活動に
より関心を生む効果も期待されるため、生徒の学生ボランティア団体の活動を促進する体験発表会等イベントを開催する。令和6年度は、準備として、
各地の実例を調査し、イベント枠組み構築に関する企画・運営をコンサルタントに依頼する。実例調査、コンサルタントの結果を受けて、令和7年度
以降の体験発表会等イベント開催に向けた体制を整備する。
連携
都道府県

普及啓発活動

学生
ボランティア団体等

学校関係
小学生

学校関係:高校生向けテキスト配布、出張授業、
中学生向けテキスト配布、体験発表会

日本赤十字社



中学生
高校生

協力:学校関係
文部科学省

3 実施主体等

実施主体:国

○イノベーションの基盤構築の推進
➢がん・難病の全ゲノム解析等の推進
医政局 研究開発政策課(内線4041、4040、4039)
健康局 がん・疾病対策課、難病対策課(内線3825、2353)

がん・難病の全ゲノム解析等の推進
令和6年度概算要求額

19億円
(-)
110億円の内数(92億円の内数)
104億円の内数(89億円の内数) ※()内は前年度当初予算額

がん・難病の全ゲノム解析等の推進事業
革新的がん医療実用化研究事業
難治性疾患実用化研究事業

1 事業の目的

「全ゲノム解析等実行計画2022」(令和4年9月策定)を着実に推進し、国民へ質の高い医療を届けるため、がんや難病患者を対象とし
た全ゲノム解析及びマルチオミックス解析等を実施することで得られる全ゲノムデータ、マルチオミックスデータ、臨床情報等を搭載した
質の高い情報基盤を構築し、民間企業やアカデミア等へその利活用を促すことにより、診断創薬や新規治療法等の開発を目指す。また、解
析結果等の速やかな日常診療への導入や、新たな個別化医療の実現についても更に推進する。

2 事業の概要・スキーム・実施主体等
■がん・難病の全ゲノム解析等の推進事業
事業実施準備室を国立高度専門医療研究センター医療
研究連携推進本部内に設置(令和4年3月24日)し、
厚生労働省が主体となって、令和7年度からの事業実
施組織の発足のため、組織、構成等の検討を開始。
■革新的がん医療実用化研究事業/難治性疾患実用化研
究事業
「全ゲノム解析等に係るAMED研究班」は、解析状況等
を専門委員会に報告し、AMEDによる適切な進捗管理
のもと、 事業実施準備室と連携し、研究を行う。
◆これまでの事業実績
令和2年度から令和4年度までに行った、

20,000症例

全ゲノム解析は 約

がん領域 約12,000症例
難病領域 約

8,000症例



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事業実施準備室
AMED
補助金

日本医療研究開発機構
(AMED)

研究者
民間事業者 等