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【参考資料2】【日版R4.1.17一部改正】薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書2020 (74 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23261.html
出典情報 国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第9回  1/17)《厚生労働省》
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表 75 動物用抗菌剤の系統別原末換算量(t)
2013 年
Penicillins

2014 年

2015 年

2016 年

2017 年

2018 年

78.17

77.96

83.73

99.75

101.02

5.58

5.50

5.89

6.45

6.65

7.06

1st generation cephalosporins

(4.71)

(4.58)

(4.98)

(5.41)

(5.50)

(5.67)

2nd generation cephalosporins

(0.19)

(0.20)

(0.12)

(0.16)

(0.18)

(0.22)

3rd generation cephalosporins

(0.68)

(0.71)

(0.79)

(0.88)

(0.96)

(1.18)

Aminoglycosides

39.52

40.64

35.47

47.86

44.76

35.61

Macrolides

77.70

70.43

98.41

134.12

140.83

154.72

Lincosamides

38.99

43.26

28.66

21.87

25.26

22.76

Tetracyclines

340.52

324.85

333.86

331.55

347.05

311.18

Cephalosporins (total)

107.31

Peptides

11.78

9.98

14.54

14.02

19.99

12.34

Other antibioitics

25.98

28.85

32.39

31.96

36.19

37.50

103.90

97.57

96.67

95.85

99.06

88.77

Quinolones

1.01

1.91

1.71

1.74

1.84

1.48

Fluoroquinolones

5.53

5.63

7.35

6.08

6.83

6.65

Amphenicols

21.53

26.15

29.73

26.49

27.11

24.82

Furan and derivatives

14.46

1.76

1.24

1.57

1.36

1.34

Other synthetic antibacterials

15.02

13.97

13.35

12.12

13.09

11.98

1.18

1.03

1.08

1.12

1.07

1.06

780.88

749.47

784.06

832.56

872.09

824.56

Sulfonamides

Antifungal antibiotics
合計
*( )内は、内数。

また、動物用抗菌剤においては製造販売業者がどの動物種に販売されたかを販売先から推定してお
り、それに基づいて動物種別販売量を集計している。原末換算量としては豚が最も多く、次いで海水
魚であった。前述の通り、これらの動物種への仕向けの増減が販売量の増減に大きく影響する。
動物では、数 10gの雛から 600kg を超える乳牛と体重の幅が広く、飼養されている数も種毎に変
化するので、動物種別の比較を行うためには、その動物の頭(羽)数及び1頭(羽)当たりの体重を
考慮する必要がある。そのため、動物の体重や数からバイオマス重量(動物総重量)を算出し、バイ
オマス重量当たりの使用量として表し比較する方法がある。バイオマス重量の算出方法はこれまで国
際的に統一的な手法がなかったが、近年 OIE が動物用抗菌剤の使用量データの収集にあたってバイオ
マス重量の算出法を提示した。14 しかし動物種ごとの標準体重が地域ごとに算出されており、その数
値が現時点では公表されておらず、また年によって変わる可能性もあり、日本のデータのみで評価す
ることができない。今後は OIE の方法を参考にしつつ我が国独自の評価方法も含めて検討していく。

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