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04資料1-2 森野委員提出資料(成人用肺炎球菌ワクチンファクトシート追補版) (28 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_76211.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第36回 9/17)《厚生労働省》 |
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①
成人において国の予防接種プログラムで用いられる肺炎球菌ワクチン
各国における成人に対する肺炎球菌ワクチンの推奨状況を表7に示した。
G7 諸 国 を 中 心 と し た 表 に 示 す 諸 外 国 で は 、 多 く の 国 で 国 の 予 防 接 種 プ ロ グラム ( National
Immunization Program; NIP)に概ね 60 歳〜65 歳以上の高齢者を対象として肺炎球菌ワクチンが導入
されており、2026 年 4 月現在、NIP に用いるワクチンとして、PCV13、PCV15、PPSV23 から、PCV20、
PCV21 へ移行した国々も増えてきている。カナダでは、65 歳以上を対象に PCV13、PCV15、PPSV23
の接種歴を問わずに、PCV20 あるいは PCV21 の接種を推奨している 73。
PCV20、PCV21 の両方を NIP に導入しているのは、表内の国々の中では米国、カナダ、イタリアが挙
がる。そのうち米国では、リスクに応じた肺炎球菌ワクチンの推奨として、PCV20 に含まれていて PCV21
に含まれていない血清型のうちのひとつである血清型 4 が、米国西部の州において、IPD 症例からの分
離肺炎球菌に占める割合が高いことを考慮した、ワクチンの選択について言及されている 74。一方で、カ
ナダの一部の州等 75,76 では、65 歳以上成人には PCV21 を用いることを推奨している(ケベック州では、
65 歳以上に PCV21 を推奨するが、予算的影響が大きいときは PCV21 の推奨を 75 歳以上および 65 歳
〜74 歳のハイリスク者とする可能性も言及されている)
。
表7.諸外国における肺炎球菌ワクチンの推奨・導入状況
高齢者への接種
ハイリスク者への接種
高齢者の
国
年齢(歳)
使用するワクチン
NIP
導入状況
免疫不全者へ 慢性疾患を有す
の推奨
る者への推奨
PCV15+PPSV23 *1
米国
50 歳以上 *1
英国
65 歳以上
65 歳
小児の
連続接種
NIP
の接種間隔
導入状況
PCV15+PPSV23
1年
PCV20
(ハイリスク者は 8
PCV21 *1
PCV21
週間に短縮可)
PCV20
PCV20
PCV20 *1
あり
あり
あり
PCV21
カナダ
PCV と PPSV23 の
使用するワクチン
PCV15+PPSV23 も使用
PCV21
あり
あり
あり
(PCV15+PPSV23 も使用可
可だが、上記ワクチンが
だが、上記ワクチンが使用
使用できないときに限る
できないときに限る)
PPSV23 *3
PCV20
あり
あり
あり
フランス
65 歳以上
PCV21
あり*4
あり
あり
ドイツ
60 歳以上
PCV20
あり
あり
あり
PPSV23
PCV20
あり
参考
文献
74,77
PCV20
あり
1年
*2
PCV15
73,78
PCV20
少なくとも 4 週
あり
79,80
PCV13
PCV20(18 歳未満)
あり
PCV21(18 歳以上)
PCV20
51,81-84
あり
PCV20
PCV13
81,85
PCV15
イタリア
65 歳
PCV±PPSV23 *5
あり
あり
あり
PCV+PPSV23
少なくとも 8 週
あり
81,86,87
PCV13
PPSV23 の後は 12
か月
オーストラリア
65 歳以上
PCV21 *6
あり
あり
あり
18 歳以上および 25 歳以上
PCV の後は少なく
のアボリジニと
とも 8 週
トレス海峡諸島民の推奨;
PCV21*7
PCV20
2 回目の PPSV23 は
PPSV23(1 回目)
から 5 年以上
28
あり
88,89
成人において国の予防接種プログラムで用いられる肺炎球菌ワクチン
各国における成人に対する肺炎球菌ワクチンの推奨状況を表7に示した。
G7 諸 国 を 中 心 と し た 表 に 示 す 諸 外 国 で は 、 多 く の 国 で 国 の 予 防 接 種 プ ロ グラム ( National
Immunization Program; NIP)に概ね 60 歳〜65 歳以上の高齢者を対象として肺炎球菌ワクチンが導入
されており、2026 年 4 月現在、NIP に用いるワクチンとして、PCV13、PCV15、PPSV23 から、PCV20、
PCV21 へ移行した国々も増えてきている。カナダでは、65 歳以上を対象に PCV13、PCV15、PPSV23
の接種歴を問わずに、PCV20 あるいは PCV21 の接種を推奨している 73。
PCV20、PCV21 の両方を NIP に導入しているのは、表内の国々の中では米国、カナダ、イタリアが挙
がる。そのうち米国では、リスクに応じた肺炎球菌ワクチンの推奨として、PCV20 に含まれていて PCV21
に含まれていない血清型のうちのひとつである血清型 4 が、米国西部の州において、IPD 症例からの分
離肺炎球菌に占める割合が高いことを考慮した、ワクチンの選択について言及されている 74。一方で、カ
ナダの一部の州等 75,76 では、65 歳以上成人には PCV21 を用いることを推奨している(ケベック州では、
65 歳以上に PCV21 を推奨するが、予算的影響が大きいときは PCV21 の推奨を 75 歳以上および 65 歳
〜74 歳のハイリスク者とする可能性も言及されている)
。
表7.諸外国における肺炎球菌ワクチンの推奨・導入状況
高齢者への接種
ハイリスク者への接種
高齢者の
国
年齢(歳)
使用するワクチン
NIP
導入状況
免疫不全者へ 慢性疾患を有す
の推奨
る者への推奨
PCV15+PPSV23 *1
米国
50 歳以上 *1
英国
65 歳以上
65 歳
小児の
連続接種
NIP
の接種間隔
導入状況
PCV15+PPSV23
1年
PCV20
(ハイリスク者は 8
PCV21 *1
PCV21
週間に短縮可)
PCV20
PCV20
PCV20 *1
あり
あり
あり
PCV21
カナダ
PCV と PPSV23 の
使用するワクチン
PCV15+PPSV23 も使用
PCV21
あり
あり
あり
(PCV15+PPSV23 も使用可
可だが、上記ワクチンが
だが、上記ワクチンが使用
使用できないときに限る
できないときに限る)
PPSV23 *3
PCV20
あり
あり
あり
フランス
65 歳以上
PCV21
あり*4
あり
あり
ドイツ
60 歳以上
PCV20
あり
あり
あり
PPSV23
PCV20
あり
参考
文献
74,77
PCV20
あり
1年
*2
PCV15
73,78
PCV20
少なくとも 4 週
あり
79,80
PCV13
PCV20(18 歳未満)
あり
PCV21(18 歳以上)
PCV20
51,81-84
あり
PCV20
PCV13
81,85
PCV15
イタリア
65 歳
PCV±PPSV23 *5
あり
あり
あり
PCV+PPSV23
少なくとも 8 週
あり
81,86,87
PCV13
PPSV23 の後は 12
か月
オーストラリア
65 歳以上
PCV21 *6
あり
あり
あり
18 歳以上および 25 歳以上
PCV の後は少なく
のアボリジニと
とも 8 週
トレス海峡諸島民の推奨;
PCV21*7
PCV20
2 回目の PPSV23 は
PPSV23(1 回目)
から 5 年以上
28
あり
88,89