よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料1 障害福祉サービス等の提供に係る意思決定支援ガイドライン(第2版)案 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74454.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第157回 7/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。



選択肢を示す場合には、可能な限り複数の選択肢を示し、比較のポイントや重要なポ
イントが何かを分かりやすく示したり、話して説明するだけではなく、文字にして確認
できるようにしたり、絵カードや写真、動画等を活用することが有効な場合がある。可
能であれば、それぞれの選択肢を短期間でも体験してもらい、その感想を一緒に振り
返ることで、本人が判断材料を整理しやすくなる。



本人が理解しているという反応をしていても、実際は十分に理解できていない場合も
あるため、本人の様子を見ながらよく確認することが必要である。体験後の様子や、
生活場面での選択・行動の変化も含めて確認する。形式的なうなずき等のみで判断せ
ず、本人に合った方法で内容を言い換えてもらう、具体的な希望や行動として表れて
いるかを確かめるなどして、理解の程度を丁寧に確認する。

(2)本人が意思を障壁なく表明することの支援(意思表明支援)
形成された意思を本人が障壁なく表明・表出することを支援する。心の中で決めていても、
それを表明・表出するには、本人が直面する社会的障壁を踏まえた適切な環境調整が必要と
なるため、以下の点に留意しながら支援を行う。また、本人の意思、選好及び価値観は時間
の経過や経験、関係性、生活状況の変化等に応じて変わり得るものであるため、意思決定支
援のプロセス一回限りで完結するものではなく、継続していくことが重要である。


本人の意思を表明しにくくする要因(社会的障壁等)はないか。その際には、総論の
「意思決定支援に影響を与える要素」に記載したように、人的・物的環境の影響等に十
分な配慮が必要である。



本人と時間をかけてコミュニケーションを取ることが重要であり、決断を迫って、本人
を焦らせるようなことは避けなければならない。



本人が示した意思は、時間の経過や経験、関係性、生活状況、選好及び価値観の変化
等に応じて変わり得るので、本人の状況を確認し、本人の意思として表明された内容
について、必要に応じて再度確認することが必要である。その際、支援者は一度示さ
れた意思を固定的なものとせず、変化し得るものとして捉えることが重要である。



重要な意思決定の場合には、表明された意思について、時間をおき、再度確認するこ
とや、複数の支援者で確認するなどの工夫が適切である。

16