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参考資料1 障害福祉サービス等の提供に係る意思決定支援ガイドライン(第2版)案 (10 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74454.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第157回 7/10)《厚生労働省》 |
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重要である10。幅広い選択肢から選ぶことが難しい場合は、選択肢を絞った中から選べる
ようにしたり、絵カードや具体物を手がかりに選べるようにしたりするなど、本人の意思
確認ができるようなあらゆる工夫を行い、本人が安心して自信を持ち自由に意思表示で
きるよう支援することが必要である。
(2) 職員等の個人的な価値観や「一般的な常識からみた正しさ」と照らした場合、不合理と思
われる決定であっても、他者への権利を侵害しない限り、その選択を尊重するよう努める
姿勢が求められる。また、その選択の結果としてうまくいかないことや失敗が生じる場合
があったとしても、単に不合理な決定だった、間違いだったと評価するのではなく、その
人なりの試行錯誤や学びの過程として受け止める視点が重要である。他方で、障害者は、
社会の環境や周囲との関係性の中にある社会的障壁の影響を受けながら生活し、意思決
定を行っていることにも留意が必要である。「他者の権利を侵害しないこと」は、しばしば
「他者に迷惑をかけないこと」と拡大解釈される場合がある。そのことが、結果として障害
のある人の生活や社会参加を過度に制約してしまうことがないよう、意思決定支援を本
人の自己決定の問題にとどめず、環境や関係性への働きかけの視点を持つことが重要で
ある。
さらに、本人が意思決定した結果、本人に不利益が及ぶことが考えられる場合、意思決
定した結果については最大限尊重しつつも、それに対して生ずるリスクについて、どのよ
うなことが予測できるか考え、対応について検討しておくことが必要である。その際、失敗
や不利益をゼロにすることのみを目的として本人の選択を制限するのではなく、本人が一
定のリスクを理解した上で選択し、その経験から学びや気づきを得ていくことも、尊重さ
れるべきプロセスである。なお、その不利益やリスクが、本人の意思決定の結果だけでな
く、周囲の環境や支援体制、社会的な条件との関係によって生じている可能性があること
にも目を向けることが必要である。
例えば、疾病による食事制限があるのに制限されている物が食べたい、生活費がなくな
るのも構わず大きな買い物がしたい、一人で外出することは困難と思われるが、一人で外
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聴覚障害者や視覚障害者など、障害特性によって情報の受け取り方が異なることを踏まえ、必要に応じ
て合理的配慮やアクセシビリティの確保(コミュニケーション手段や資料の工夫等)を行い、本人が必要な情
報を得られるようにすることが重要である。
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ようにしたり、絵カードや具体物を手がかりに選べるようにしたりするなど、本人の意思
確認ができるようなあらゆる工夫を行い、本人が安心して自信を持ち自由に意思表示で
きるよう支援することが必要である。
(2) 職員等の個人的な価値観や「一般的な常識からみた正しさ」と照らした場合、不合理と思
われる決定であっても、他者への権利を侵害しない限り、その選択を尊重するよう努める
姿勢が求められる。また、その選択の結果としてうまくいかないことや失敗が生じる場合
があったとしても、単に不合理な決定だった、間違いだったと評価するのではなく、その
人なりの試行錯誤や学びの過程として受け止める視点が重要である。他方で、障害者は、
社会の環境や周囲との関係性の中にある社会的障壁の影響を受けながら生活し、意思決
定を行っていることにも留意が必要である。「他者の権利を侵害しないこと」は、しばしば
「他者に迷惑をかけないこと」と拡大解釈される場合がある。そのことが、結果として障害
のある人の生活や社会参加を過度に制約してしまうことがないよう、意思決定支援を本
人の自己決定の問題にとどめず、環境や関係性への働きかけの視点を持つことが重要で
ある。
さらに、本人が意思決定した結果、本人に不利益が及ぶことが考えられる場合、意思決
定した結果については最大限尊重しつつも、それに対して生ずるリスクについて、どのよ
うなことが予測できるか考え、対応について検討しておくことが必要である。その際、失敗
や不利益をゼロにすることのみを目的として本人の選択を制限するのではなく、本人が一
定のリスクを理解した上で選択し、その経験から学びや気づきを得ていくことも、尊重さ
れるべきプロセスである。なお、その不利益やリスクが、本人の意思決定の結果だけでな
く、周囲の環境や支援体制、社会的な条件との関係によって生じている可能性があること
にも目を向けることが必要である。
例えば、疾病による食事制限があるのに制限されている物が食べたい、生活費がなくな
るのも構わず大きな買い物がしたい、一人で外出することは困難と思われるが、一人で外
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聴覚障害者や視覚障害者など、障害特性によって情報の受け取り方が異なることを踏まえ、必要に応じ
て合理的配慮やアクセシビリティの確保(コミュニケーション手段や資料の工夫等)を行い、本人が必要な情
報を得られるようにすることが重要である。
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