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参考資料2-1 患者向医薬品ガイド検討会 とりまとめ[1.2MB] (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_70725.html
出典情報 薬事審議会 医薬品等安全対策部会(令和7年度第4回 3/6)《厚生労働省》
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医薬品、その他当該薬剤の適正な使用のために必要な情報等が記載された
文書である。薬剤師は、薬剤師法 17)等の規定に基づき、これらの情報を患
者に提供する義務がある。薬情は、医療機関・薬局における薬剤提供の際
に、薬剤師から患者に提供される基本的な情報提供文書であり、調剤内容
等にあわせて患者ごとに薬剤師が作成するものである。
 「くすりのしおり」は、患者と医療関係者との円滑なコミュニケーション
の促進を目的に、当該医薬品の情報を患者に分かりやすい表現で要約した
情報である。サイト閲覧のみならず、一部のレセプトコンピュータ※5(以
下「レセコン」という。)や電子版おくすり手帳等医療系システムにも「く
すりのしおり」のデータが搭載されており、英語版も作成されている。さ
らに、製薬企業等が作成している、医薬品や疾病等に関する情報の患者向
けの資材を「くすりのしおり」に紐づけて提供を行っている。ただし、
「く
※6
すりのしおり」は、その作成目的に賛同した製薬企業 が作成しているも
のであり、法令等に基づき作成されるものではない。
 ガイドの目的が「患者等が医療用医薬品を正しく理解しヘルスリテラシー
を向上させる」であることを踏まえると、信頼できる情報源として PMDA に
ガイドのような情報が集約されている意義は大きい。偏りがない公正な情
報として、製造販売業者が作成したものを公的機関が確認することが重要
であり、ガイドは引き続き公的に位置付けられたものとして作成されるこ
とが求められる。
 また、医薬品の正しい理解、副作用等の早期発見の目的を踏まえると、ガ
イドは、全ての品目について、総合的、教科書的に作成されるべきもので
あり、①特定のリスクに関して作成される RMP 資材、②個々の調剤された
医薬品の内容や患者の状況に応じて作成される薬情とは位置付けが異な
る。
 「くすりのしおり」は、公的に作成されたものではなく、その点において
ガイドと位置付けは異なるが、これまで患者向けの資材として広く使用さ
れている。
「くすりのしおり」の提供元であるくすりの適正使用協議会は、
多くの製薬企業の賛同の下、疾病に関する情報など様々な情報も含め、患
者向け情報の総合的なプラットフォームの運営も行っていることから、ガ
イドと「くすりのしおり」、PMDA とくすりの適正使用協議会が適宜連携を
図っていくことが望ましい。

※5

医療施設から健康保険組合などの支払い機関に対し、診療報酬を請求するために「レセプト
(診療報酬明細書)
」を作成するコンピューターシステムのこと。
※6
約 190 社。
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