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資料1-2-3診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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*3 特発性間質性肺炎の重症度分類
重症度分類

安静時動脈血酸素分圧

6分間歩行時 最低SpO2



80Torr 以上

90 %未満の場合はⅢにする



70Torr 以上 80Torr 未満

90 %未満の場合はⅢにする



60Torr 以上 70Torr 未満



60Torr 未満

90 %未満の場合はⅣにする
(危険な場合は測定不要)
測定不要

※上記の重症度分類でⅢ度以上を重症とする。安静時動脈血酸素分圧でⅢ度以上の条件を満たせば6分間歩
行は実施しなくても良い。
*4 NYHA 心機能分類
クラス

自覚症状

I

身体活動を制限する必要はない心疾患患者。通常の身体活動で、疲労、動悸、息切れ、
狭心症状が起こらない。

II

身体活動を軽度ないし中等度に制限する必要のある心疾患患者。通常の身体活動で、疲
労、動悸、息切れ、狭心症状が起こる。

III

身体活動を高度に制限する必要のある心疾患患者。安静時には何の愁訴もないが、普通
以下の身体活動でも疲労、動悸、息切れ、狭心症状が起こる。

IV

身体活動の大部分を制限せざるを得ない心疾患患者。安静時にしていても心不全症状や
狭心症状が起こり、少しでも身体活動を行うと症状が増悪する。
NYHA: New York Heart Association

上記分類で II 度以上を重症とする。
NYHA 分類については、以下の指標を参考に判断することとする。
NYHA 分類

身体活動能力

最大酸素摂取量

(Specific Activity Scale:SAS)

(peakVO2)

I

6METs 以上

基準値の 80%以上

II

3.5~5.9METs

基準値の 60~80%

III

2~3.4METs

基準値の 40~60%

IV

1~1.9METs 以下

施行不能あるいは
基準値の 40%未満

※NYHA 分類に厳密に対応する SAS はないが、「室内歩行2METs、通常歩行 3.5METs、ラジオ体操・ストレッチ体操
4METs、速歩5~6METs、階段6~7METs」をおおよその目安として分類した。

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