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資料1-2-3診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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人工透析、在宅酸素療法、経管栄養などの治療を要する患者も含まれ
る。臓器病変の程度は注3の a~h のいずれかを認める。肝、膵臓の梗
塞、胆のう炎、睾丸炎等
注1:
2)血管炎の治療に伴う以下のいずれかの合併症を認めること有し、かつ入院治療を必要とする。
a.肺線維症により軽度の呼吸不全を認め、Pa02が60~70Torr。
b.NYHA2度の心不全徴候を認め、心電図上陳旧性心筋梗塞、心房細動(粗動)、期外収縮あるいはST低
下(0.2mV以上)の1つ以上認める。
c.血清クレアチニン値が2.5~4.9mg/dLの腎不全。
d.両眼の視力の和が0.09~0.2の視力障害。
e.拇指を含む2関節以上の指・趾切断。
f.末梢神経障害による1肢の機能障害(筋力3)。
g.脳血管障害による軽度の片麻痺(筋力4)。
h.血管炎による便潜血反応中等度以上陽性、コーヒー残渣物の嘔吐。
注2:以下のいずれかを認めること
a.肺線維症により中等度の呼吸不全を認め、PaO2が50~59Torr。
b.NYHA 3度の心不全徴候を認め、胸部X線上 CTR60%以上、心電図上陳旧性心筋梗塞、脚ブロック、2
度以上の房室ブロック、心房細動(粗動)、人口ペースメーカーの装着、のいずれかを認める。
c.血清クレアチニン値が5.0~7.9mg/dLの腎不全。
d.両眼の視力の和が0.02~0.08の視力障害。
e.1肢以上の手・足関節より中枢側における切断。
f.末梢神経障害による2肢の機能障害(筋力3)。
g.脳血管障害による著しい片麻痺(筋力3)。
h.血管炎による両眼的下血、嘔吐を認める。
注3:以下のいずれかを認めること
a.肺線維症により高度の呼吸不全を認め、PaO2が50Torr 未満。
b.NYHA4度の心不全徴候を認め、胸部X線上 CTR60%以上、心電図上陳旧性心筋梗塞、脚ブロック、2
度以上の房室ブロック、心房細動(粗動)、人口ペースメーカーの装着のいずれか2以上を認める。
c.血清クレアチニン値が8.0mg/dLの腎不全。
d.眼の視力の和が0.01以下の視力障害。
e.2肢以上の手・足関節より中枢側の切断。
f.末梢神経障害による3肢以上の機能障害(筋力3)、又は1肢以上の筋力全廃(筋力2以下)。
g.脳血管障害による完全片麻痺(筋力2以下)。
h.血管炎による消化管切除術を施行。
・感染症
・圧迫骨折
・骨壊死
・消化性潰瘍

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