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資料5 新たに定期接種に位置づけられるワクチンに係る副反応疑い報告基準について (26 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00170.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第110回 2/4)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和7年度第11回 2/4)(合同開催)《厚生労働省》 |
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定期接種に用いるワクチンについて
第71回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
予防接種基本方針部会
2025(令和7)年10月23日
資料1
(改)
ワクチン小委における知見の評価(一部抜粋)
【疾病負荷等】
・IPDにおける知見として、沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)及び23価肺炎球菌ポリサッカライドワクチン(PPSV23)がカ
バーする血清型の割合は、沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV15)より高い。
【ワクチンの有効性】
・PCV15及びPCV20について、臨床的な有効性を評価した知見はないものの、 PCV13と比較して非劣性もしくは十分な免疫応答が確認
されていることから、カバーする血清型のIPD及び肺炎球菌感染症に対する臨床的な有効性について、PCV13の知見を準用することは
妥当である。
・PCV13は、カバーする血清型について、IPDに対する高い効果と、肺炎球菌性肺炎に対する中等度の効果が確認されており、PPSV23
において近年確認されているIPD及び肺炎球菌性肺炎に対する効果を踏まえると、カバーする血清型に対して、PCV13はPPSV23より
高い有効性が期待できる。このため、 PCV15及びPCV20においても、カバーする血清型に対してPPSV23より高い有効性が期待できる。
【ワクチンの安全性】
・PCV15及びPCV20について、ファクトシートで収集された知見において、重大な懸念は認められない。
【費用対効果】
・現行の定期接種対象者である65歳に接種する場合、現行のPPSV23と比較して、PCV20が最も費用対効果に優れ、PCV15及びPCV15ー
PPSV23連続接種も費用対効果は良好である。
・PCV20について、接種年齢を上昇させた場合、65歳のみならず70歳での接種も費用対効果は良好であり、75歳及び80歳では費用対効
果が悪化した。PPSV23の接種歴を加味した分析においても同様の傾向だった。
ワクチン小委における議論のとりまとめ(一部抜粋)
・各ワクチンにおける、カバーする血清型の割合、有効性、安全性、及び費用対効果の知見を踏まえ、定期接種で使用するワクチンを、
PPSV23からPCV20に変更することが妥当である。
第71回基本方針部会(令和7年10月23日)の審議結果
○ 高齢者の肺炎球菌感染症の定期接種で用いるワクチンについては、小委員会でのとりまとめを踏まえ、PCV20を定期接種に用いるワク
チンに位置づける。その際、薬事上の承認内容に合わせて関係規定を見直す。
○ 現在の高齢者の肺炎球菌感染症の定期接種に用いられているPPSV23については、15歳以上のIPD由来肺炎球菌における各ワクチンで
予防される血清型の割合や、ワクチンの有効性、費用対効果等を踏まえ、定期接種に位置づけるワクチンから除く。
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第71回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
予防接種基本方針部会
2025(令和7)年10月23日
資料1
(改)
ワクチン小委における知見の評価(一部抜粋)
【疾病負荷等】
・IPDにおける知見として、沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)及び23価肺炎球菌ポリサッカライドワクチン(PPSV23)がカ
バーする血清型の割合は、沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV15)より高い。
【ワクチンの有効性】
・PCV15及びPCV20について、臨床的な有効性を評価した知見はないものの、 PCV13と比較して非劣性もしくは十分な免疫応答が確認
されていることから、カバーする血清型のIPD及び肺炎球菌感染症に対する臨床的な有効性について、PCV13の知見を準用することは
妥当である。
・PCV13は、カバーする血清型について、IPDに対する高い効果と、肺炎球菌性肺炎に対する中等度の効果が確認されており、PPSV23
において近年確認されているIPD及び肺炎球菌性肺炎に対する効果を踏まえると、カバーする血清型に対して、PCV13はPPSV23より
高い有効性が期待できる。このため、 PCV15及びPCV20においても、カバーする血清型に対してPPSV23より高い有効性が期待できる。
【ワクチンの安全性】
・PCV15及びPCV20について、ファクトシートで収集された知見において、重大な懸念は認められない。
【費用対効果】
・現行の定期接種対象者である65歳に接種する場合、現行のPPSV23と比較して、PCV20が最も費用対効果に優れ、PCV15及びPCV15ー
PPSV23連続接種も費用対効果は良好である。
・PCV20について、接種年齢を上昇させた場合、65歳のみならず70歳での接種も費用対効果は良好であり、75歳及び80歳では費用対効
果が悪化した。PPSV23の接種歴を加味した分析においても同様の傾向だった。
ワクチン小委における議論のとりまとめ(一部抜粋)
・各ワクチンにおける、カバーする血清型の割合、有効性、安全性、及び費用対効果の知見を踏まえ、定期接種で使用するワクチンを、
PPSV23からPCV20に変更することが妥当である。
第71回基本方針部会(令和7年10月23日)の審議結果
○ 高齢者の肺炎球菌感染症の定期接種で用いるワクチンについては、小委員会でのとりまとめを踏まえ、PCV20を定期接種に用いるワク
チンに位置づける。その際、薬事上の承認内容に合わせて関係規定を見直す。
○ 現在の高齢者の肺炎球菌感染症の定期接種に用いられているPPSV23については、15歳以上のIPD由来肺炎球菌における各ワクチンで
予防される血清型の割合や、ワクチンの有効性、費用対効果等を踏まえ、定期接種に位置づけるワクチンから除く。
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