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○個別事項(その3)について-2 (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00116.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第494回  11/5)《厚生労働省》
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ギャンブル依存症に対する標準的治療プログラム
○ ギャンブル依存症に対する外来での集団療法として効果のある治療プログラムが開発されている。
○ 標準的治療プログラムによる介入により断ギャンブルの継続率、ギャンブルの頻度、使用した金額の頻度が有意に改善した。
対象者

ギャンブルに対する行動依存の状態にある者

実施者

医師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士若しくは公認心理師

標準的治療プログラムの構造
○ 2週に1回、60分以上、参加者数人から10人程度のグループセッションとして実施する。計6回。
○ 参加者はワークブックに出てくる「クエスチョン」に対して自分なりの答えを書き込み発表する。
※ プログラム実施者はファシリテーション及び板書等を実施
第1回 あなたにとってのギャンブルとは?
第2回 ギャンブルの「引き金」について

標準的治療プログラムの効果

第3回 引き金への対処とギャンブルへの渇望

DSM-5でギャンブル障害の者 187名を対象に
標準的治療プログラム実施群vs対照群のRCT実施

60

断ギャンブルの継続率
56.4

46.8

42.6

40
20

150,000 円

4.4

2.2

0

118,32

127,88

118,28

2

4

6

67,273

51,168

50,087

3カ月後

6カ月後

15

11.9

9.9

10

9
介入群

3

3.3

2.4
対照群

0

0

1カ月後

第6回 まとめ



5

50,000

第5回 考え方のクセ

直近1カ月間のギャンブルの頻度

直近1カ月間のギャンブルに使用した金額

100,000
4.4

【参考1】標準的治療プログラムのトピック

第4回 生活の再建・代替行動
(ギャンブルの代わりになる行動)

1カ月後

3カ月後

6カ月後

1カ月後

3カ月後

6カ月後

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)、
ギャンブル障害の疫学調査、生物学的評価、医療・福祉・社会的支援の在り方についての研究、2016-2018年

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