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○個別事項(その3)について-2 (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00116.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第494回  11/5)《厚生労働省》
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外来における包括的支援マネジメントの実践
〇 外来に配置された精神保健福祉士等が包括的支援マネジメントを提供し、地域とのつなぎ役を担うことにより精神障
害を有する方等の支援が充実する。

保健所等
行政機関
学校

他の医療機関

その他の地域資源

本人のニーズに合わせ、外来診療のほか、往
診や訪問診療、精神保健福祉士、看護師など
の訪問を実施。

診療部門

医療福祉相談室等
○ 精神保健福祉士等が、本人・家族
の困りごとや、医療、生活面、就労など
の相談に対応。
○ 面接室での面談のほか、必要に応
じて自宅訪問や同行訪問によりアセス
メントを行う。

精神保健福祉士等をつな
ぎ役とした地域連携

本人

要保護児童対策地域協議会
のアドバイザーや児童相談
所の嘱託等の役割を通じて
心のケアを行い、子どもの育
ちをサポートする。
虐待等の世代間連鎖にも対
応する。

デイ・ナイトケア
就労支援等、出口戦略を重視した支援を提供。
デイケア導入あるいは卒業のために、必要に応
じて訪問や同行も行う。

通院が困難な人やひきこもり、外に出にくい人
など、在宅支援が必要な場合に多職種で積極
的な訪問活動を実施。

訪問看護

【外来における具体的な支援】
○ 医療機関における相談窓口を明らかにし、ひきこもりをはじめとする、困難な事態にも声を上げられず、支援の届かない
人たちの存在を認識し時間をかけた丁寧なかかわり、社会との関係の修復を行い、その人たちの主体的で希望のある生活
に向けた支援を提供する。
〇 通院が困難な人、ひきこもりなど、在宅での支援が必要な地域住民のために、医師や看護師、精神保健福祉士、作業療
法士、公認心理師などによるさまざまな訪問活動を実施し、本人のニーズに沿った医療・支援を提供する。
出典:令和2年度厚生労働行政推進調査事業補助金地域精神保健医療福祉体制の機能強化を推進する政策研究

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