よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


○個別事項(その3)について-2 (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00116.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第494回  11/5)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

精神保健指定医とは
○ 精神保健指定医の資格の資質確保等の観点から、経験すべき症例や研修等の要件が定められており、

要件の見直しが行われている。
平成29年2月8日







これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会報告書(概要より抜粋)

研修内容について、現行の座学中心による受動的な研修から、グループワーク等の能動的な研修へと見直しを検討。
指定医としての業務を適切に行うことができるように、経験すべき症例要件の見直しを検討。
指定医としての実務の経験(指定医業務、精神医療審査会や精神科救急等への参画など)の更新要件への追加を検討。
指導医の役割及び一定の要件について、法令上の位置づけを明確化することが適当。
ケースレポートの記載内容を実践的に確認する観点から、口頭試問を導入することを検討。
指定医の取消処分等を受けた医師の再指定を認める場合における再教育研修に関する制度を導入することを検討。

精神保健指定医の資格の資質確保等の観点から、令和元年7月1日以降の申請から適用となった見直し
・ケースレポ-トの審査に加えて口頭試問を実施
・申請時に提出するレポート(※)について、3年以上の精神科実務経験期間中の偏りない症例経験を求める
・症例経験やレポート作成を指導する指導医の要件の見直し

※担当した精神科入院患者のケースレポート(5分野5症例)を提出し、その内容について書面審査を受ける。
第1症例:「症状性を含む器質性精神障害」(F0)
第2症例:「精神作用物質使用による精神及び行動の障害」(F1)(依存症に係るものに限る。)
第3症例:「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害」(F2)
第4症例:「気分(感情)障害」(F3)
第5症例:「神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害」(F4)、「生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候
群」(F5)、「成人の人格及び行動の障害」(F6)、「知的障害(精神遅滞)」(F7)、「心理的発達の障害」(F8)又は「小
児(児童)期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害」(F90-98)のいずれか
(疾病及び関連保健問題の国際統計分類第10回改定版(ICD10)における「精神および行動の障害」の規定に基づく)
42