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○個別事項(その3)について-2 (52 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00116.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第494回  11/5)《厚生労働省》
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薬物依存症に係る入院治療プログラムについて
○ 薬物依存症に対する入院中から実施する効果のある治療プログラムが開発されている。
○ FARPPによる介入によりうつ病評価尺度の点数が有意に改善した。

FARPP(First aid relapse prevention program)

SMARPPの構造

薬物依存症に対する認知行動療法の考え方を用いたSMARPP(Serigaya methamphetamine
amphetamine relapse prevention program)をベースに4セッションの簡易版SMARPPとして開
発。
1か月間程度の入院期間中に週1回,多職種によりグループ療法ないしは個人療法として実
施されることを想定。

【参考】SMARPP

FARPP介入前後で尺度得点を比較した研究
N=23 NCNPで入院治療を受けた物質使用患者
Primary outcome:BDIの変化
Secondary outcome:SOCRATES-8Dの変化
FARPPによる介入前後の尺度得点変化
介入前
介入


BDI得点

SOCRAT
ES-8D

せりがやメタンフェタミン再乱用防止プログラム

介入後に
BDI得点は有意に低下
t

p値

27.30

21.52

2.356

0.028

総得点

71.26

72.52

0.563

0.579

病識

27.91

27.43

0.407

0.688

迷い

14.74

14.39

0.477

0.638

SOCRATES-8D
[実行]は上昇する傾向
総得点,[病識][迷い]有
意差なし

実行 うつ病の精神症状評価尺度
28.57
30.87
2.004
0.058
BDI: Beck Depression Inventory
SOCRATES-8D: Stages of Change Readiness and Treatment Eagerness Scale, 8 th version for Drug
dependence
平成30年度厚労科研,精神科救急及び急性期医療における薬物乱用及び依存症診療の標準化と専門医療連携に関する研究,松本俊彦(NCNP)

・SMARPPとは、米国西海岸を中心に広く実施されている依存症治療プロ
グラム「マトリックス・モデル」を参考に作成された、薬物依存症に対する
標準化された集団認知行動療法プログラムの一つである。
・SMARPPは予め定められたワークブック及びマニュアルを用いて、他の
参加者との意見交換を通じ、薬物等に対する偏った知識や考えを見直
し改善することや、薬物等の使用に替わるストレス克服等の手段を見つ
けることを支援するものである。
SMARPPの構造
・週1回90分程度、参加者数人から20人程度のグループセッションとして実施する。1
クール24回。
・毎回、セッション開始前に、参加者はカレンダーに1週間の薬物使用状況を示す
シールを貼る。セッション終了後には簡易薬物検査キットで覚せい剤反応を確認す
る。
・参加者はワークブックに出てくる「クエスチョン」に対して自分なりの答えを書き込み
発表する。
※ プログラム実施者はファシリテーション及び板書等を実施

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