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資料1 介護保険制度に関するその他の課題 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66123.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第129回 11/20)《厚生労働省》
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これまでの介護保険部会における主なご意見①
(論点①

高齢者虐待防止の推進)

○ 高齢者虐待防止について法制定時には想定されていなかった養介護施設に該当しない施設やサ高住等も、養介護施設に準ずる
施設として高齢者虐待防止法の対象施設として追加をするべきだと思う。
○ 高齢者の尊厳が守られるために住宅型有料老人ホーム、サービスつき高齢者住宅においても、虐待防止のための法令の規定が
必要であると考える。
○ 相談件数、虐待件数ともに増加していることからも(施設における虐待行為に対する指導等の違い)について、有料老人ホー
ムやサ高住についても同じレベルで法令上の義務づけをすべきだと考える。
○ 虐待件数が高止まり傾向にあること、再発件数も目立つところがある点については、規制的手法を強めるとともに、地方自治
体による取組も促していく方向で進める必要があると思う。
○ 現在のような法規定ではサ高住に暮らしている人たちに関して、虐待についてなかなか権利が守られない状況があるのではな
いかと思う。介護報酬改定で高齢者虐待防止措置を義務化した場合、その身体的虐待判断件数に減少傾向が見られるということ
は実際にあるわけだから、何らかの規制は必要であると思う。ただし、サ高住についてはなかなか現状を把握するのが難しいこ
とが考えられるので、これからは、これまで以上に現場の詳細な調査が必要ではないかと思う。
現場において身体拘束に関する実態というのが、その要因とか、その周辺状況などの内容について情報収集・分析がどこまで
行われているのか等について、詳細が知りたいと思う。もう少し現場からの声や、事案の内容についての実質的な情報収集が、
実態調査も含めて必要ではないかと考えている。
○ 虐待事例や事故を防ぐために予防策や発生時の対応などを仕組みとして整備していくとともに、これまでに発生した事例を二
度と起こさないために事例の分析を行い、介護現場に生かしていくことが重要だと考える。

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