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資料2 地域包括ケアシステムの深化(相談支援の在り方) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65232.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第127回 10/27)《厚生労働省》
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質の高いケアマネジメントの推進
現状・課題



高齢化の進展に伴い、介護サービスの需要がさらに高まっており、居宅介護支援や介護予防支援の受給者数は増加傾向にある。さ
らに、慢性疾患や複数の疾患を抱える患者など医療ニーズが高い高齢者、認知症の高齢者、独居高齢者や複合的な課題を抱える世帯
の増加等が見込まれている中で、高齢者が抱える課題が複雑化、複合化し、介護支援専門員(ケアマネジャー)には多様な対応が求
められるとともに、その役割の重要性は増大。



一方、生産年齢人口の急速な減少が見込まれることに加えて、足下において、ケアマネジャーの従事者数は横ばい・減少傾向にあ
り、さらに生産年齢人口の急速な減少に伴う将来的な人材確保が課題。



このような中にあっても、高齢者が最期まで尊厳をもって自分らしい自立した日常生活を送ることができるようにするための要で
あるケアマネジャーが、医療・介護の連携のハブとして、その専門性を十分に発揮し、一人一人の高齢者に寄り添ったケアマネジメ
ントに注力できる環境を整備することが必要。



こうしたことを踏まえて、ケアマネジャーの人材確保を図るとともに、地域や事業所内での業務分担を図るなどの負担軽減を図る
ことにより、高齢者の支援に注力ができる環境を整備することが重要。(⇒論点①・②)



また、法定研修については、ケアマネジャーの資質の確保・向上を前提としつつ、可能な限り経済的・時間的負担の軽減を図ると
ともに、その在り方を検討することが考えられる。(⇒論点③)



また、個々のケアマネジャーに対する指導・助言を通じてケアマネジメントの質の向上を図るため、主任ケアマネジャーがその役
割を十分に果たせるような環境を整備することも重要。(⇒論点④)

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