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資料2 地域包括ケアシステムの深化(相談支援の在り方) (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65232.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第127回 10/27)《厚生労働省》
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論点④

主任ケアマネジャーの位置付けの明確化

現状・課題

○ 主任ケアマネジャーは、平成18年度の地域包括支援センターの創設とともに、包括的・継続的ケアマネジメント支援事業等を担
う者として地域包括支援センターに配置され、居宅介護支援事業所には加算要件として位置付け。平成30年度以降は居宅介護支援
事業所の管理者要件となっている。
○ 一方で、その位置付けは、主任介護支援専門員研修実施要綱(老健局⾧通知)において、他の保健医療サービス又は福祉サービス
を提供する者との連絡調整、他のケアマネジャーに対する助言、指導その他の介護支援サービスを適切かつ円滑に提供するために必
要な業務を行うこととされているものの、法令上に業務の位置付けはないところ。
○ 主任ケアマネジャーは、居宅介護支援事業所や地域包括支援センターといった場に依らず、引き続き、他のケアマネジャーを指
導・助言する立場として重要な役割を担いつつ、居宅介護支援事業所や地域包括支援センターそれぞれの役割に応じた専門性を発揮
できるようにしていくことが重要。
○ しかしながら、現状としては、居宅介護支援事業所の主任ケアマネジャーは、事務的な管理業務に時間を費やし、現場のケアマネ
ジャーの指導が十分にできていないとの指摘があり、また、地域包括支援センターの主任ケアマネジャーは、介護予防支援や介護予
防ケアマネジメントに時間を費やし、地域の実態把握などの時間が少なくなっているなど、その役割を果たすことが難しい状況。

【主任介護支援専門員の業務に対する認識】 主任介護支援専門員に求める役割と実際に事業所内で担っている役割(n=1,076)
65.1%

74.6%

62.6%

41.4%

47.8%
34.5%

49.9%
40.5%

67.6%
57.6%

61.3%
52.0%

56.7%
50.6%

44.1%

実際に主任介護支援専門員が担っている役割
30.4%

22.2%

21.9%
12.7%





調









































































































































































5.7%





















































主任介護支援専門員に求める役割

1.6%
1.0%

3.8%3.0%










8.2% 8.9%

9.5%
2.5%



















【出典】令和5年度老人保健健康増進等事業「地域包括ケアシステムにおけるケアマネジメントのあり方に関する調査研究事業」 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株))

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